Bigbeat 2024.12.24 (自称)広告業界最古のオウンドメディア・ニシタイ 読者数アップへの道 - 社内編


2024年も残すところ1か月を切ったある日、ニシタイ編集部に緊急招集がかかった。

※ニシタイ編集部とは
ニシタイの記事コンテンツの企画・執筆・編集を一手に担う部署(正式な部ではない)
常に人手不足で編集部員を募集している
現在のメンバーは以下のとおり

・最高顧問(編集長)、ハマロ
・ビッグビートのマカナイ番長、グルメガネ瀬川
・パインこと、パイン多田
・2児の母、みゆみゆ小塚
・外部編集員、リトマス奈津子



“ 2024年、ニシタイどれだけ読んでもらえたか問題 ”
集まった編集部員たちに突き付けられたのは、メディアという存在の根幹をも揺るがしかねないこの問題だった。

ニシタイ最高顧問ハマロが穏やかな口調で問う。
「で、今年の記事は社内外にどれだけ読んでもらえたのかな?」

意外に社内で読んだよって声は聞きます……
お客さんからニシタイ見たよ!って言っていただいたような気が……
と普段は賑やかな編集部員たちもごにょごにょもごもご。

「どのくらい読まれているのか、どうしたらもっと読んでもらえるのか、
 目に見える形で現状を知ったうえでこれからのニシタイを考えていきたいね」
なぜこんなに優しい口調なのに妙な威圧を感じるのだろう、と鋭いハマロの視線と目を合わせないように顔を伏せる編集部員たち。

だが本当に、自分たちのつくるニシタイは誰かの役にたっているのだろうか?
誰かの目に留まり、楽しんでもらえているのだろうか?
広告業界最古のオウンドメディア(当社比)を自負するこの「ニシタイ」を、よりたくさんの人たちに見てもらうために自分たちにできることはないのだろうか?

まずはアドマンの基本!顧客へのヒアリングが大事!という事で、
かくしてはじまった、『ビッグビート・ニシタイ市場調査』
社内50名を対象に、ニシタイ読んでますか?アンケートを取ってみた。
果たして、どんな結果が見られるのだろうか。

神妙な面持ちで、再び編集部員を集めたのは、本企画のリーダー・みゆみゆ小塚。



「昨日アンケートの締め切りだったんですが・・・回答者、半分です」
まず全員回答を目指していたアンケートの回答数が半数であった事実が編集部員たちを打ちのめした。
自分たちの力の至らなさを嘆きつつ、アンケートの結果に目を通す。


 
25名の回答の中で、約9割が「毎回」もしくは「たまに見る」と答えてくれている。

「これはけっこう嬉しい結果!」
「いやでも、そもそも見てくれている人が、回答をしてくれているだけなのでは……」
「たしかに……」

中には「あまり見ない」と正直な意見を回答してくれた人も。
なぜ見ないのか、更新したことを知らないのか、はたまた興味を持ってもらえていないのか、ぜひ深堀りして聞いてみたいところである。


 ニシタイを見る“きっかけ”となっているのはやはり「のねまん通信」での配信。

※のねまん通信とは:ビッグビートが月に1度配信しているメルマガ。濱口のコラムや採用記事、社員インタビューやASEAN展示会情報などニシタイのコンテンツをメインに紹介している。
 届いていないよ!って方はぜひ
ニシタイ編集部員まで


社内に向けての発信は外部に配信する前に社内に送る「のねまん通信」と、社内ポータル・グループウェア、およびSNSである。

「みんな“のねまん通信”、意外に見てくれてるんですね」
「そう、何気に見てくれていて誤字・脱字などの厳しい大変ありがたい指摘も入ったりするので、とても助かるときもあるよね」
「でも実は最近入った社員だと、“のねまん通信ってなんですか?”みたいな質問があったりもして、外部以前に社内浸透ができていない、とも感じました」

 
次に、どんな記事が一番読まれているのか、はたまた一番記憶に残っているかのアンケート。

2024年に公開された33本の記事の中で”一番読まれた記事ベスト3”は以下のとおり。

●1位:ビッグビート事務局チーム in 八ヶ岳オフィス ~イベント事務局のチームビルディング~
●2位:シンガポール出張レポート in 2024
●3位:新人4名の学びと奮闘~2024spring~

また、その中で最も
面白かったもの、記憶に残ったもの、役に立ったものはどれですか?という質問から
いちばん社内の人たちの心をつかんだ記事ベスト3は以下のとおりだった。

●1位:ビッグビート事務局チーム in 八ヶ岳オフィス ~イベント事務局のチームビルディング~
●2位:シンガポール出張レポート in 2024
●3位:Bigbeat in Bangkok!~母と5歳と時々ハマロ~

最も読まれている記事は、ビッグビートの縁の下の力持ち?営業よりも高いリピート率を誇ると噂の事務局チームの、チームビルディングをテーマにした、
「ビッグビート事務局チーム in 八ヶ岳オフィス ~イベント事務局のチームビルディング~」

「これを書いたのは、初代編集部員のNAMIさんでしたね。さすがの執筆力・・・!」
「でも意外にそこまで読まれている記事に差はなさそうだね」
「ただ、ASEANが思ったよりも伸び悩んでいるイメージですね」
「確かにそうだね。海外ならではの日本と異なる文化や、展示会などのイベント事情などがあって面白いんだけどなあ」
ビックリビート!アジア最大級の産業オートメーション展示会 in ムンバイ
解像度爆上がり?ベトナム出張レポート in 2024

ASEAN関連の記事については、今後ASEANビジネスのニューメンバーなども続々参戦予定なので、レポートする人が変われば、視点も変わってより新鮮な面白い記事が出るはず!と気合十分なASEAN記事担当のパイン多田。

 
続いての質問、どんなことが知りたいですか?の問いかけには、社内でのアンケートらしい、「一緒に働くほかの社員のこと」が圧倒的な1位だった。


「やっぱり社員は一緒に働く仲間のことが知りたいですよね」
「営業メンバーからは、イベントの最新情報や、“ビッグビートってこんな案件もできるんだよ!”みたいな事例紹介のような記事があると、よりお客様に紹介しやすい、といった声も聞かれました」
「採用でも、学生の皆さんは実際に在籍している社員がどんな想いでこの仕事をしているのか、を知ることで、よりビッグビートの中の雰囲気を感じることが出来て、応募の一つの判断材料になるよね」
「クライアントの皆様にとっては、よくスーパーの野菜売り場にある“私がつくりました!”のPOPのように、普段一緒にビジネスをしている会社のWEBチームや事務局チームのような、普段直接会わない人の顔が見えたり、人物像が見えたりするのも、仕事を推進していく上での信頼にも繋がるかもしれないですよね」
「ぜひ外部の方にもどんな記事だったら読みたいかを聞いてみたいですね」
 
最後は「のねまん通信」「ニシタイ」について外部の人と話のねたになったことはありますか?という質問。
※編集部員が最も気になる質問


なんと、半数が「ある」と回答した結果となった。
ニシタイはビッグビートの情報や文化を発信するメディアであるが、そこで発信されたコンテンツをもとに、社内で、そして社外でのコミュニケーションのハブとしての役割も期待している、とみゆみゆ小塚は言う。

「あの記事見たよ~!といって、お客様やパートナーの担当者さんなどに言ってもらえて、話のきっかけになれるのが理想ですよね」
「パートナーさんから言ってもらえるって声がけっこうあったね」
「そんな風に言ってもらえた、と聞くと編集部員としては感無量ですよね」
「お客さんからも “ニシタイ見たよ”と言ってもらえることが私も実際何度かありました。特に、勇気ある七人の証言者たちの記事(特集 白熊かつら子ー勇気ある7人の証言者たち | ニシタイ 西葛西駅前タイムズ)はいろんなお客様が読んだよ!と言って下さいました。」
「あの記事は各所で話題だったね!あんな角度での社員記事をもっと出せるといいよね」


今回、回答してくれた社内メンバー何名かに、より詳しいインタビューをしており、その中でひとつ嬉しかったことがあるとみゆみゆ小塚は言う。

「中途で入られたメンバーのおひとりにニシタイの印象を聞いたんです。”ニシタイを見ることで社内の雰囲気や歴史を知ることができたし、記事の内容を通してコミュニケーションも生まれた。あと、私が書いた記事のひとつ『Bigbeat in Bangkok!~母と5歳と時々ハマロ~ 』、この記事内の「行けない理由を並べるよりも、行けるように考えよう!」という言葉に感化され行動に移したことがある”ということを聞いて、とても嬉しかったし、記事にはこうやって誰かの行動を変えるような力もあるんだなと思いました」
「記事を読んだことで行動変容がある、嬉しいね」

今回、はじめて社内に対してニシタイに関するアンケートを実施した。
全員回答という目標には届かなかったが、思ったよりも多くの社員がニシタイを読んでくれていることがわかった。

ニシタイを通して、社内外の人たちに、もっとビッグビートを知ってもらってもっと好きになってもらえるよう、そしてニシタイをハブとしてより円滑なコミュニケーションが生まれるように、より一層コンテンツの拡充に努めたいと改めて決意をにじませる編集部員たち。


そして来年またアンケートをとった際には100%の回答率を目指して、
そして最高顧問ハマロの重圧にも負けずに、もっとおもしろい、もっと読みたくなる記事を来年も制作してまいりますので、どうぞお楽しみに!!


本年もニシタイをご覧いただき誠にありがとうございました。
引き続き来年もご愛読の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
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