地域 2024.09.26 解像度爆上がり?ベトナム出張レポート in 2024
皆さん、シンチャオ!
ASEAN推進営業部のパインです!
マレーシア、タイ、インドと続けてご案内してきた本シリーズ(出張記シリーズ)、続いてはベトナムです!
既にニシタイでは何回かご案内しているベトナムですが、
[2023年10月、Bigbeat ベトナムオフィス始動!]
https://nishitai.bigbeat.co.jp/detail/viet2023_1
[ホーチミンのパートナー、フイさんを紹介します]
https://nishitai.bigbeat.co.jp/detail/viet2023_2
今回は、ベトナムで初めてビッグビートが展示会に出展してきました!
普段は来場者の方に直接お話を聞く機会はあまりありませんでしたが、今回は聞き放題。
ベトナムに行くまでは「バインミー!フォー!経済急成長!」という、10pxぐらいの低解像度だったパインですが、今回の出展を通して解像度は上がったのか。ベトナムの現地で見て聞いてわかった姿をお届けします。
ハノイ!ハヤイ!
今回出展したのは、「FBCものづくり商談会」という、日系企業やベトナム企業が多数参加する製造業分野の展示会です。会場はハノイにある「I.C.E Hanoi International Center For Exhibition(ハノイ国際展示場)」で、
周辺にはハノイ駅やオフィス街があり、都心の中心に位置しています。
ハノイはベトナムの首都で、国の北部に位置していますが、ホーチミンとはかなり雰囲気が異なります。
現地の方に聞くと、ハノイはせっかちで、ホーチミンはのんびりした印象だそうです。
(東京がハノイで、ホーチミンは大阪のようだと説明されました)
実際、昼食のデリバリーを受け取りに行く際、迷って集合場所に3分ほど遅れてしまったら、
ドライバーに腕時計を指され「遅い!」と注意されました。これが…ハノイのスピード感…!
それはさておき、今回の出展目的は現地の日系企業に勤める方々に対して、
ビッグビートを認知していただくために出展しました。
参加したメンバーは当社から3名、そして通訳兼ブーススタッフとして2名のベトナム人の方にご協力いただきました。
自社ブースを海外の展示会で出展するのは初めてでしたが、スタッフの方々の積極的な声掛けもあり、用意した印刷物が不足するほど多くの方にご来訪いただきました。
現地の印刷会社に急遽お願いしたところ、1時間後にはバイク便で追加の印刷物を届けてもらいました。これが…ハノイのスピード感…!(Part.2)
現地のビジネスのテンポ感に驚かされると共に、自分もこうしたスピード感を持ってやっていきたいと感じました。
イケイケドンドンの成長…だけじゃない?
また、現地で話をする中で感じたのは、「都市と地方」「世代」によって、大きく価値観が異なるということです。例えば「都市と地方」。ベトナムはハノイ、ホーチミン、ダナンなどの都市だけではなく、人口の大多数は地方に住んでいます。
都市部では新規の大型展示会場が開発され、地下鉄の整備も進むなど、
インフラ投資が加速しており、都市部が先行して発展している状況です。
これまでは、展示会も主にホーチミンやハノイを中心に開催されていましたが、最近では地方での開催が増え、新しい成長の兆しが見え始めています。
ハノイに建設予定の展示会場のイメージ図
出典 : https://www.viet-jo.com/news/economy/240830181941.html
今後、都市部と地方の格差がどのように埋められていくのかは注目すべき点です。
また、ベトナムは先の戦争から建国して約50年ほどのため、現役のビジネスパーソンの方々にも幼少期に戦中、戦後まもない時期を過ごした方が多く、戦争を経験した世代と若い世代では、価値観や働き方への考え方が大きく異なるという話も聞きました。
こうした違いを踏まえると、ベトナムは多様な価値観と発展段階が共存している国であることが分かります。
ハノイの歓楽街 旧市街の様子
現地に足を運んで感じたのは、成長ゆえに徐々に格差が生まれるなど多様な課題に直面しつつも、
急成長する未来へと前進するベトナムという国の姿です。
一方で、今回の訪問で「国」という広い視点だけでなく、土地柄や世代など、
多様な視点があることを気付かせてもらいました。
ハノイだけでなく、ホーチミンや別の都市部に行けば、また違った視点が見えてくるかも…?
ぜひ、ベトナムに「Chào mừng(ようこそ)」です!