Bigbeat 2022.06.17 80ページのラブレター


ビッグビートには「DNA Book」というものがある。(過去記事参照)
ビッグビートに入社すると手渡される企業理念の源流とも言える黒い本。
実はその本には対をなす白表紙の本がある。
DNA Bookが反転されたタイトルのその本は、存在を知る人々の間ではこう呼ばれている。「裏DNA Book」と。

今年の4月、「DNA Book 新版」が代表・濱口により執筆され社員に配られた。
その裏で、時同じくして4月、「裏Ⅾプロジェクト」も静かに始動したのである。

「裏DNA Book」とは何なのか。
ビッグビートの社員は折りに触れて、濱口からのメッセージを受け取ってきた。DNA Bookもそのひとつだ。
ビッグビート創業から27年。都度言葉を変え、アドマンらしい多様な表現で手を変え品を変え、伝えられてきたそのオモイ。
「裏DNA Book」はそのオモイへの“answer”である。

濱口豊という人間が、オモイを伝え続けたビッグビート創立27年の間で、生み出された名言、迷言、暴挙(?)の数々。
メッセージを常々受け取ってきた人たちの中に刻まれたそれらを、エピソードとともに書き記し、1冊の本にまとめた。
別名「代表ハマロから言われた忘れられない一言集」。



ビッグビートのOB・OGの皆さんにも協力をお願いしたところ、多くの方が快くお引き受けくださり、濱口イズムを感じる様々なエピソードを寄せていただいた。中には20年以上前の記憶を呼び起こし、託していただいたエピソードもあった。ビッグビートを離れ数年、数十年。いまや別々の道を歩くOB・OGの方々がこうして時間を割き、当時を思い出してくれる。これもこの27年間で築き上げてきたBigbeat DNAのなせる業なのではないだろうか。

裏Dプロジェクトの最終ステージは、入社1年目の社員主導で行われる“マカナイメシ”の誕生日イベント。(詳細はこちら)
1年目のマカナイメシメンバーが企画に奮闘する影で、便乗する予定の裏Ⅾプロジェクトも佳境を迎えていた。
気づくとページ数は80ページにも及び、なんと驚愕の本家「DNA Book」越え!(本家は約60ページ)
これでも内容を精査し、エピソードも絞ったのだから、どれだけたくさんの人の心の中に濱口の言葉が残っているのか想像に難くない。

迎えたイベント当日、
「裏DNA Book」を受け取った濱口が、こんな恥ずかしいもの作るな!と大いに照れるだろうという私たちの予想は見事に外れた。
「今夜は本当に嬉しくて、終わって欲しくない感じ。」
「ラブレターをもらったような気持ち」
そう話す濱口の手には、本家よりも分厚く、心なしか装丁も上質(?)な白い1冊のラブレター。



この白い本の中には、濱口イズム、ザ・アドマンな仕事の神髄が溢れている。
「DNA Book」では、企業のありたい姿、経営のありたい姿が語られ、そして問われていた。
『これを読んでなにを感じ、なにを考え、なにを選択していく?』
そのquestionへのanswerこそがこの「裏DNA Book」である。

企業文化は経営者からの一方的な発信だけでは成り立たない。
answerがあってはじめて、それはインナーコミュニケーションとなり文化として形作られていく。


『 会社としての危機や皆さんが抱えていた悩みもあって、今だからこそ懐かしく思えたり、笑えることもあるのだと改めて思いました。今まさに悩んでいる若い人たちには、笑うだけでなく、DNAやイズム、仕事への向き合い方で感じ取るものがあったらいいですね 』

これはエピソードを寄せてくださったOBのおひとりからいただいた言葉である。
今ともに働く仲間も、今は別々の道を歩く昔の仲間も、かつて受け取った様々な言葉や時に暴挙を胸に留め置き、ビッグビートイズム、濱口イズムはこうして脈々と受け継がれていく。


とある記事で、濱口は「大好きな仲間が退職すると、フラれた気持ちになる。」と語っていた。
フラれることもあれば、こうして思いがけずラブレターが届くこともある。

それが経営の楽しさだ、と「裏DNA Book」の感想を求められた濱口は笑った。


 
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