マーケティング 2021.03.18 約1100名を集めた大型イベントの企画・実行におけるポイントとは?【B-VOCイベントレポート】

当社のオンラインイベント支援サービス「KODOU」。実際に本サービスを用いて、オンラインイベントを実施されたご担当者の皆様の声を通して、企画から運営までのプロセスやさまざまな体験談を紹介しているウェビナー「B-VOC」



今回ご登壇くださったのは、CSカレッジ代表・丸田 絃心 様。丸田様が代表を務められるCSカレッジは、近年注目されている「カスタマーサクセス」の多様な成功事例や知見を互いに学び合えるコミュニティの場を提供し、さらに学んだことを実践に生かせるようコンサルティングを行っています。そして2020年、1,100名以上の参加登録、延べ視聴数6,000超の一大カンファレンスとなった「BRIDGE2020」。その日本最大規模のオンラインイベントを主催された丸田様が、全体を振り返りながら「オンラインイベントの秘訣」について披露してくださいました。ポイントは3つです。 

 

秘訣その1:フックの数を増やし、間口を広げる

単発セミナーであれば、視聴者が求めテーマに集中して学べるよう設計する。しかし大型カンファレンスとなると、幅広い層の参加者を募る必要があり、いろんな人に興味を持ってもらえるよう間口を広げることが肝心です。

もちろん開催目的や設計意図にもよりますが、その趣旨に沿う形で一定のテーマや関心軸の範囲内し、複数のサブテーマやサブカテゴリ―(=フック)を提供することで、より幅広い参加者を惹きつけることが出来ます。


 
丸田様が例えてくれたのは、前者がひとつのテーマをとことん追求する焼き肉店やすし屋なら、カンファレンスはホテルなどのビュッフェ。来店者が楽しみながら気になる一皿=プログラムを探し、味わう。提供側は一つひとつの品質を高めるとともに、全体的な構成や演出に配慮することです。

今回のカンファレンスでも、大企業の経営者やCS担当者はもちろん、他部署の担当者や学生など幅広い参加者を想定され、それらすべての参加者が満足できるようなテーマやコンテンツについて、プログラムを検討されていました。実際、個々の質はいうまでもなく、それぞれをどのような組み合わせで設計すればCS初心者でもわかりやすく視聴できるかなど、全体の構成にも徹底的にこだわられました。

 

秘訣その2:集客にはメディアを徹底活用する

冒頭でも紹介した通り、1,100名以上の参加登録を得たCSカレッジ。その集客方法においてももちろん、とっておきの秘訣がありました。
告知サイトや自身のメディアで情報発信するのは当然のことですが、登壇者が決定していったり、テーマが更新されたりと日々内容が変わっていくなか、すべての情報を自社メディアだけでまかなうのは作業的にも情報拡散の面からも限界があります。そこで活用したのが以下の2つです。
 
 
○SNS投稿の活用
今回、自身のフォロワーやリピーター(過去に開催したセミナー参加者)だけではなく、新たな参加者が望めたのは、登壇者がそれぞれのSNSなどで情報を発信してくれたことが大きかった、と丸田様はおっしゃいます。通常、登壇者はあくまでも〝ゲスト〟というイメージが強いものですが、共にイベントを作り上げる協力者であり、当日一緒に場を盛り上げるという意識でいてくれたこと。そうなるためにも、事前にしっかりイベントのテーマやそれに対する想いを共有・共感してもらえることが大切だとも語ってくださいました。
 
○メディア連携
同様に、イベントのテーマや骨子、それらにかける熱量が伝わったことで、様々な情報配信メディアの協力も得られました。そのようなイベントなら、ぜひCSに興味を持つ多くの人に伝えたい、とメディアの方々が受け止めてくれた結果でした。
 
登壇者やリピーターのSNSやメディア協力による発信や情報拡大に助けられ、自身が集客、開催を不安に思ったりすることなく、そのほかのタスクに注力することができたということでした。登壇者やメディアが発信する際に使いやすい画像を用意しておくことも外せないポイントとのことです。

 

秘訣その3:インタラクティブに想いを伝える

テレワークが当たり前のご時世になって、オンライン会議やウェビナーも日常化してきました。しかしそれらの多くは一方通行で、視聴者はただただインプットするというスタイルが定着しています。オンラインイベントでは参加者との〝交流〟に限界がある? 答えは、ノー。オンラインにはオンラインのコミュニケーション手法があるのです。
 
ひとつ目は、インタラクティブ効果。
イベント前だけではなく、イベント開催中も情報発信は大切です。その点、CSカレッジのそもそものあり方のように、インプットして終わりではなくアウトプットが大切であることがそのままイベントにも反映されました。視聴した参加者が聞いて終わるのではなく、見聞きしたこと、自身が得たことをSNSなどで発信してくれる仕組みを入れ込んだのです。
またイベント時も、トークセッション中にツイッターでの参加者のつぶやきを拾って話に取り入れるなど、インタラクティブにコミュニケーションがとれるよう工夫しました。



二つ目はビッグビートが提案する、オンラインイベントの熱量が高まる新たなコミュニケーション手法で、ご利用いただいたノベルティ配布です。何度かCSカレッジのオンラインイベントに参加されたリピート視聴者に限定してコーヒーキットを事前郵送し、当日〝カフェでゆったり過ごすような感覚でイベントを楽しんでほしい〟という想いとぬくもりを届けました。
その想いが参加者にも伝わり、視聴者のリツイートや参加後の体感発信などのアウトプットを促進させるなど、参加者と一体となった盛り上がり形成につながりました。
 
まとめとして、設計から実施に至るまでの主催者のタスクと工数は「ぞっとするほど多かった」けれど、伝えたいという熱量とすべての参加者が満足できるイベントにするのだという想いがあれば、KODOUのような協力者の支援やプロのサポートのもと、たとえひとりであっても大規模なオンラインイベントが実現できることを熱く語ってくださいました。
 
Recommend
Ranking
  1. コロナ禍での就活、学生はどう思っている? ー 企業のありのままを知り、「個」を見てほしい本音
  2. オンラインイベントの当たり前を疑う 【第4回EventMarketingカンファレンス レポート】
  3. コロナ禍の今、さらに強く思う 『Think Local & Go Global!』
  4. 【2019年版タイレポート】 実はバンコクってこんなところ!
  5. 「自社だから提供できるコンテンツ」をどう作る?どう考える?【B-VOCイベントレポート】
Mail magazine