BigbeatLIVE 2025.06.27 Session4|It’s my life!! ​-らしさで未来はグググっとよくなる-


2025年8月1日に開催される「Bigbeat LIVE 2025」。
“らしさ”というキーワードを軸に「経営」「グローバル・ASEAN」「コミュニティ」「働き方と選ばれ方」というテーマでセッションを展開します。

言い出しっぺハマロが、セッションの見どころをご紹介します!

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皆さん、こんにちは!ハマロです。
今回ご紹介するのは、“経営”を深く掘り下げる特別なセッションです。

「会社」や「経営」と一口に言っても、どこから光を当てるかでその姿は大きく変わります。

例えば、資本主義のベースで考えれば、株主から集まった資本から最大限の利益を生み出し、株価を上げることは至上命題です。また、働く側から見れば、自身の時間と報酬や待遇を効率的に交換する場であると言えるかもしれません。

しかし、もし労使双方がその考えだけを限りなく追求していったとしたら、私は、そこに艶がなく、楽しくない、未来に向かう希望を感じにくい世界が広がっているような気がしてなりません。

歴史的にみると、近年の日本は平和で誰もが自分の人生を生きられる時代であるはずですが、私たちの実際はどうでしょうか。もし、楽しくない、満たされないと感じるならば、その背景の一つに「会社のありよう」や「仕事の考え方」にあるのではないかな、と私は最近感じています。多くの人は、人生のうちの長い時間を仕事を通じて会社や組織と深く関わって過ごすと思います。だからこそ、その会社や組織のありようは非常に大切だと感じるのです。

経営学の父、ドラッカーは「会社は社会の機関である」と言いました。最近ではこの「機関」を「器官」と訳すことが主流になっているようです。まさに、社会を一つの大きな生命体と捉えるならば、会社はその大切な器官とも言えるでしょう。その器官は、一人ひとりの経営者の想いが色濃く反映されるもの。社会は、その多様な器官=会社が集まって、相互に影響を与えて、よくも悪くも成長していくものだと考えています。

今回のセッションでは、ユニークで、それぞれの“らしさ”を軸によりよい未来を想って経営を実践されている経営者の皆様にお集まりいただきます。創業者、外資系企業のリーダー、そして事業承継された経営者。それぞれ異なるステージで活躍する「経営者の想い」を深く探って、これからの社会や未来に想いを向けてみたいと思います。


決起会にて:経営セッションの講演者の皆さん(のアクスタ)


It’s my life!! ​-らしさで未来はグググっとよくなる-​】
ホスト:八子 知礼さん(株式会社INDUSTRIAL-X 代表取締役CEO)

1部:社長としての選ばれる「らしさ」

豊島 豊 さん(株式会社ツーリッチ 代表取締役)
小沢 匠 さん(ペガジャパン株式会社 日本法人代表)

2部:長く続けることの意味意義、難しさ

宮治 勇輔 さん(株式会社みやじ豚 代表取締役社長)
波多野 麻美 さん(株式会社ハタノシステム 代表取締役専務)


ホストは、IT界の重鎮であり、常に変化と挑戦を続け本質を問い続ける八子 知礼さん。
八子さんとは以前から何度かご一緒させていただいていますが、彼の問いかけはいつも、表面的なことではなく、物事の根源に迫るものがあります。

八子さんの記事はこちら

そんな八子さんのファシリテーションで、本セッションは進めていきます。

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株式会社INDUSTRIAL-X 代表取締役CEO 八子 知礼 さん

第1部では、株式会社ツーリッチ 代表取締役の豊島 豊さんと、ペガジャパン株式会社 日本法人代表の小沢 匠さんにゲストとして登壇いただきます。
お二人ともユニークな経歴をお持ちです。
豊島さんは、ゴルフ関連のイベントやプロモーションを企画・運営する会社、ツーリッチの経営者。同時に日本ミッドアマチュアゴルフ選手権で何度も優勝を果たす、アマチュアゴルファーのトップランナーです。プロも出場するような大会でも活躍されています。

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株式会社ツーリッチ 代表取締役 豊島 豊 さん

外資系企業の経営者である小沢さんは、なんとバークリー音楽大学の出身。著名な音楽家と一緒に学びプロを目指していた小沢さんですが、もともと「モテたい一心でバイオリンを始めた」のだそうです(笑)。卒業後はNYでサウンドデザイナーとして活躍し、帰国後はモバイル業界やNHK、DeNA、Adobeなどでマーケティング経験を積み、今は企業組織の改革という、全く異なる分野でご活躍されています。

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ペガジャパン株式会社 日本法人代表 小沢 匠 さん

このお二人が「自分らしさ」を活かして、社長としてどう経営や未来に向き合っているのかをお聴きしていきます。​

そして第2部には、株式会社みやじ豚 代表取締役社長の宮治 勇輔さんと、株式会社ハタノシステム 代表取締役専務の波多野 麻美さんをお迎えします。
宮地さんは、実家の養豚業を継いだ4代目の農家です。慶應義塾大学卒業後パソナを経て、実家の養豚業を継ぎ「株式会社みやじ豚」を設立。ブランド豚「みやじ豚」を展開し、2008年に農林水産大臣賞を受賞された素晴らしい経営者です。さらに農業の魅力を発信し続けている社会起業家でもあります。

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株式会社みやじ豚 代表取締役社長 宮治 勇輔 さん

波多野さんは、祖父が創業した会社「ハタノシステム」の3代目にあたります。大学卒業後に一度は他社に勤めたものの、家業に戻り、取締役として経営に携わっています。東京青年会議所で初の女性理事長も務めるなど、人と社会にまっすぐ向き合う、行動派の女性です。

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株式会社ハタノシステム 代表取締役専務 波多野 麻美 さん

いずれも承継社長として新しいことに挑戦され続けるお二人。経営の中でも、特に事業を承継された社長が直面する苦労は、計り知れません。単に「会社を引き継ぐ」だけではなく、“創業者ではない”という立場ゆえの葛藤やプレッシャー、社会に対する大きな責任を嫌というほど経験されていることでしょう。こうしたお二人のリアルな経験や言葉に触れることで、組織づくりの深さや未来へ紡ぐ想いを感じられると思います。

実は私も、30年の経営を通じて、会社という存在は「社会という生命体を構成する一つの細胞」のようなものだと感じていました。社会にとって不要な細胞は淘汰され、必要な細胞だけが成長できる。手塚治虫氏の名作『火の鳥』の世界観です。

私たちビッグビートは、幸いにして“必要な細胞”として30年間生き延びてきました。これからも変化と成長を続け、社会に必要とされる存在でありたいと願っています。
社員、顧客、取引先、地域社会―関わるすべての人々に「この会社がなくなったら困る!」と思ってもらえる、そんな持続可能で、喜びと笑顔をつなぐ会社でありたい!ビッグビートは、関わるすべての人がHappyを感じられる、そんな経営をこれからも目指してやっていきます。

ということで、このセッションで、皆さんのビジネスや人生に新たな気づきが生まれたらうれしいです。経営者でない方も、ぜひこの機会に、ご自身の会社の経営者がどんな想いで経営されているのか、その経営理念が自分に合っているのかどうか、ちょっと振り返ってみてほしいと思います。

そして、あなた自身も、未来に向けて、何ができるか、何をしたいか、私たちと一緒に考えてみませんか?会場で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

ハマロ


 
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