(元)社長コラム 2025.11.28 シャチョー!からの卒業

『シャチョー!』

この30年ほど、つまりは人生の半分近く、このように呼びかけられることが一番多かったようです。

『シャチョー!』

今時、役職で呼ぶなんぞはあまりイケてないようにも感じますね。

昭和の時代の歓楽街では『シャチョーさん!』という呼び方が溢れていたり、
外でそんな風に呼ばれるシーンが自分のことでも、他の人でも「なんだかなぁ、、」
という響きを感じました。

私の場合は妻との創業当時、旅行ビジネスのアルバイトとしてお手伝いいただいたナカミチさんから『シャチョー!』と声かけられ「あ、俺のことか!」が始まりです。ナカミチさんからしたらごくごく自然な呼び方だったかもしれません。

その頃から30年、何万回いやそれ以上かな、呼ばれたと思います。

『シャチョー!』と呼ばれるたびに

「ハマロさんあなたは、いつどんな時でも、何があっても、逃げられない、誤魔化せない、知らんふり出来ない、人のせいにできない、のですよ!」

と念を押されているように感じた30年でした。
よってたかって、シャチョー教育していただいたようなものですね。

全ての責任は自分にある、という、ビジネスのみならず人生において腹をくくることが出来て、ある意味ありがたいことでした。
(そもそも他責にしがちで、ビビりな性格なので)

さて、シャチョー!と呼ばれなくなり約100日ほど経ちました。



100年、いやそれ以上続くBigbeatであるために、
なるべく早く経営のバトンを渡すこと!という思いを具体化したのですが、
自分自身でこの決断を実現できたのはとても幸いなことでした。

社長さんは、外からの影響やヤンゴトナイ事情でその職を解かれることも多いものです。

「で、シャチョーやめて何やってるの?より楽しいことは見つかりそう??」

とちょいちょい聞かれます。

幸い、Bigbeatの経営はシン・リーダーたちがしっかりやってくれているので、ほぼほぼお任せで、
今は7割くらいの時間を新しいこと、旅やロックやゴルフなど好きなことに費やしておりますが、それでも時間が足りないくらいの毎日です!


世界一周旅行のワンシーン(行きたかった場所をセレクトして回ったとのこと)


10周年記念はコットンクラブのワンマンライブ


旅やロックやゴルフに...

「えっ? ハマロさんあなたシャチョー時代から好きなことばっかりやってたでしょう!」

おあとがよろしいようです。。。
 
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