BigbeatLIVE 2025.09.30 100年選ばれ続けるために
2025年の8月1日に行われた「Bigbeat LIVE」
どうやら社内の様々な後フォローもまずはひと段落したとの情報を得て、ニシタイ編集部・小塚が、今回のLIVEのプロジェクトマネージャーをつとめた、ビッグビートのメガネこと瀬川氏にインタビューを敢行しました。
「成功かどうかは正直まだ分かりませんが、何とか無事大きな事故はなく本番は終えられました(笑)」

※すべて終わった後の会場。このシーンを見るのが好きとのこと。
実は2018年、Bigbeat LIVEの2回目の開催の際に今回と同じようにプロジェクトリーダーを務めていた瀬川氏。しかし、5年ぶりの開催でそもそも「Bigbeat LIVE」というものを経験したことのない社員も多い中で、“ゼロからのスタートだった”といいます。
「2018年はプロジェクトマネージャーとして、翌年の2019年はセッションオーナーとしてLIVEに携わっていましたが、コロナ禍の中で社内体制も大きく変わったこともあり、今回久々の開催でした。5年のブランクはやはりインパクトがあったな、と感じます。このブランクをどう埋めるかのリハビリのような感覚と言えばいいのでしょうか・・・。改めてこのLIVEというイベントで、誰に、何を伝えるか?いわゆる「Who」「What」をどう考えるか?というところからの始まりでした。」
今回のBigbeat LIVEは、広報・マーケティングチームが企画チームとして、主体となって進めていました。営業と兼任で広報・マーケティングチームを引っ張り、プロジェクトマネージャーをつとめる瀬川氏をすぐ隣で見ていた、同じく広報・マーケティングチーム(当時)のパイン多田氏も以下のように振り返ります。
「実は、ビッグビートは今年30周年の節目となる年でした。なので、広報チームとしては、世代交代や周年企画など、いろいろ決めないといけないものがある中で、昨年8月に実施が決定した今回。ナカナカにハードな半年間だったと思います。瀬川さんのメガネもだいぶ曇っていましたし(笑)、歴代のLIVE開催の際にも見られたような、濱口社長(当時)との苛烈な言い合い、もといディスカッションはもはや広報・マーケティングチーム内の恒例行事と化していました・・・」
オフィスの一角で頭を抱える瀬川氏をよく見かけたとの社内からの声も。
そんな瀬川氏が特に大変だったことは何だったのか聞いてみました。
「やはりBigbeat LIVE=●●という”旗印”を決めることがいちばん難しかった、と。“何のための、どういうLIVEなのか”をシンプルに伝えられるワード、何か方針がブレ始めたりしたときに立ち戻るべき場所と言えばいいのでしょうか?そういうのがなかなか自分の中でも納得できる答えが浮かばなかったと感じます。2018年のBigbeat LIVEは“BtoBマーケティング”がテーマとなっていたので、「Who」と「What」はある程度明確でした。そういう意味では核となるストーリーはうっすら出来ていて、そこに魅力的なコンテンツを足していくとイベント自体の輪郭は見えていました。でも今回ゼロからストーリーを組み立てる点が非常に苦戦しましたね。」

※今回のキービジュアル
普段はバリバリの営業としてクライアントワークを推進している瀬川氏。
いつも相対しているお客様が自分たちが見えない所で切った張ったしている、イベントのテーマやコンテンツ設計、社内への根回しなど様々なことを「決める」大変さを改めて実感したといいます。
「本当に、本当にクライアントの皆さんを改めて尊敬しました。皆さんの凄さを改めて超絶実感させていただく機会でした。(編集部さんこれ絶対入れてね)」
― 具体的に、社内の人たちに積極的に関わってもらうためにやったことはなんですか?
「このイベントをなぜやるか?ということにどう共感してもらうか?をまず考えました。企画チームだけでなく営業部のマネージャー陣、他部署の責任者・・・そういう人たちに重要な役割を担ってもらって、一緒に考えてもらう。それを見てさらにその周りが関わってくれるようになる・・・と考えたのですが、実際にはここが中々うまく行かなかったと思っています。言葉で伝えることの難しさ、という事を痛烈に実感しました。」
濱口社長にどやされ、いろいろな担当者との板挟みになりながらも、デスクで、通勤中の電車で、アルコールを片手に場末のBarで「Bigbeat LIVE」のことを考え続けた瀬川氏。
何度も心が折れかけながらも、時にお酒の力を借りつつ乗り越えてきました。
そんな瀬川氏が、「LIVEをやってよかった!」と感じた瞬間を教えてもらいました。
「やっぱり本番ですかね。入社して4か月の新人がステージで前説やってくれている場面、各ポジションで担当しているメンバーが常に笑って楽しそうに運営している場面、運営に入っているパートナーのスタッフさん自身が楽しんでくれている、久々に会うパートナーさんや自分の担当クライアントの皆さんがイベントを楽しんでくださっている場面。 そういった場面を会場のあちこちで見ながら、こんな“場”を作る事が自分は本当に好きなんだなと思いました。 そんな”場”を作れたことに、「やってよかった!」と心から思いました。」




※マカナイメシとは、クライアント案件以外のインターナルな取り組みを指す、ビッグビートの文化を形成するもののひとつです。詳しくはこちら。
今回のLIVEで、ビッグビート社内で「Bigbeat LIVEってこんな感じなんだ」というイメージを共有出来たことで、ビッグビートの大切にしている”らしさ”についても感覚的に共有できて完全ではないかもしれないけれども理解を深めてもらえたのでは、と振り返ります。
最後に、今年30周年を迎えたビッグビートが、この先10年20年・・・100年選ばれ続ける会社となるために、必要なマカナイメシ(=文化づくり)とは、と聞いてみました。
「創業100年以上の企業の歴史をまとめている記事をここ最近よく見ています。そこに共通しているのは100年続く企業には、やっぱり世間から「選ばれる必然」があると思っています。本業を軸にそれを極めたことでその企業”らしさ”を貫き選ばれ続けた会社、戦争や災害など大きな危機を乗り越えその時代時代に合わせて変化し続け選ばれ続けた会社、そして本業以外にも「もう一つの軸を生み出した」会社などなど色んな選ばれ方がありました。私は「マカナイメシ」というビッグビート”らしい”コンテンツを根っこの部分は変えずに、時代に応じて表現は変えてもやっぱりビッグビートさんいいよね!と面白がっていただけるものを今後も続けていければと思います。」
ニシタイ編集部が極秘につかんだ情報によると、どうやらすでに2026年のBigbeat LIVEの開催が決まり、内内に動き出しているとかいないとか・・・
そんな情報を最後に瀬川氏に振ってみました。
「編集部さんは情報早すぎですね・・・もちろん今年で終わりではなく、来年もやります!とは言え一人ではできないので“自分だったら、こうやったら、もっと楽しいのに!”と思ってくれる人とぜひ一緒にやりたいですね。いつでも立候補を待っています。死ぬほど悩み、死ぬほど頭抱え、ホントに酒量が増えますが 絶対に楽しいので!We are Hiring!!」
※取り消し線は編集部の配慮です。
最後は笑顔でシレっととんでもないことを言っていましたが、きっと今回の瀬川氏の奮闘の様子を見ていた社内からは「ぜひ一緒にやりたい!」という声があちこちであがる・・・はず。
来年は瀬川氏のメガネが苦悶に曇るのではなく、熱気と興奮で曇る様子が見られるだろう、と来年のBigbeatLIVEを今から楽しみに想いを馳せる、ニシタイ編集部でした。

※こんなに笑顔ですが翌日ゴルフで言ったら110位だな!とキビシイ評価をいただいたそうです。まだまだ一人前には程遠い!
どうやら社内の様々な後フォローもまずはひと段落したとの情報を得て、ニシタイ編集部・小塚が、今回のLIVEのプロジェクトマネージャーをつとめた、ビッグビートのメガネこと瀬川氏にインタビューを敢行しました。
ゼロからのスタート~PMの苦悩~
― Bigbeta LIVE、無事終わりましたね。お疲れ様でした。今回5年ぶりの開催ということで無事成功でしたか?ズバリ、教えてください。「成功かどうかは正直まだ分かりませんが、何とか無事大きな事故はなく本番は終えられました(笑)」

※すべて終わった後の会場。このシーンを見るのが好きとのこと。
実は2018年、Bigbeat LIVEの2回目の開催の際に今回と同じようにプロジェクトリーダーを務めていた瀬川氏。しかし、5年ぶりの開催でそもそも「Bigbeat LIVE」というものを経験したことのない社員も多い中で、“ゼロからのスタートだった”といいます。
「2018年はプロジェクトマネージャーとして、翌年の2019年はセッションオーナーとしてLIVEに携わっていましたが、コロナ禍の中で社内体制も大きく変わったこともあり、今回久々の開催でした。5年のブランクはやはりインパクトがあったな、と感じます。このブランクをどう埋めるかのリハビリのような感覚と言えばいいのでしょうか・・・。改めてこのLIVEというイベントで、誰に、何を伝えるか?いわゆる「Who」「What」をどう考えるか?というところからの始まりでした。」
今回のBigbeat LIVEは、広報・マーケティングチームが企画チームとして、主体となって進めていました。営業と兼任で広報・マーケティングチームを引っ張り、プロジェクトマネージャーをつとめる瀬川氏をすぐ隣で見ていた、同じく広報・マーケティングチーム(当時)のパイン多田氏も以下のように振り返ります。
「実は、ビッグビートは今年30周年の節目となる年でした。なので、広報チームとしては、世代交代や周年企画など、いろいろ決めないといけないものがある中で、昨年8月に実施が決定した今回。ナカナカにハードな半年間だったと思います。瀬川さんのメガネもだいぶ曇っていましたし(笑)、歴代のLIVE開催の際にも見られたような、濱口社長(当時)との苛烈な言い合い、もといディスカッションはもはや広報・マーケティングチーム内の恒例行事と化していました・・・」
オフィスの一角で頭を抱える瀬川氏をよく見かけたとの社内からの声も。
そんな瀬川氏が特に大変だったことは何だったのか聞いてみました。
「やはりBigbeat LIVE=●●という”旗印”を決めることがいちばん難しかった、と。“何のための、どういうLIVEなのか”をシンプルに伝えられるワード、何か方針がブレ始めたりしたときに立ち戻るべき場所と言えばいいのでしょうか?そういうのがなかなか自分の中でも納得できる答えが浮かばなかったと感じます。2018年のBigbeat LIVEは“BtoBマーケティング”がテーマとなっていたので、「Who」と「What」はある程度明確でした。そういう意味では核となるストーリーはうっすら出来ていて、そこに魅力的なコンテンツを足していくとイベント自体の輪郭は見えていました。でも今回ゼロからストーリーを組み立てる点が非常に苦戦しましたね。」

※今回のキービジュアル
普段はバリバリの営業としてクライアントワークを推進している瀬川氏。
いつも相対しているお客様が自分たちが見えない所で切った張ったしている、イベントのテーマやコンテンツ設計、社内への根回しなど様々なことを「決める」大変さを改めて実感したといいます。
「本当に、本当にクライアントの皆さんを改めて尊敬しました。皆さんの凄さを改めて超絶実感させていただく機会でした。(編集部さんこれ絶対入れてね)」
課題は「共感→行動」
一方で、Bigbeat LIVEを経験したことのない社内のメンバーに、このイベントがどういうものかを伝え、巻き込んでいくかという事も、非常に難しい部分だったと瀬川氏はいいます。― 具体的に、社内の人たちに積極的に関わってもらうためにやったことはなんですか?
「このイベントをなぜやるか?ということにどう共感してもらうか?をまず考えました。企画チームだけでなく営業部のマネージャー陣、他部署の責任者・・・そういう人たちに重要な役割を担ってもらって、一緒に考えてもらう。それを見てさらにその周りが関わってくれるようになる・・・と考えたのですが、実際にはここが中々うまく行かなかったと思っています。言葉で伝えることの難しさ、という事を痛烈に実感しました。」
濱口社長にどやされ、いろいろな担当者との板挟みになりながらも、デスクで、通勤中の電車で、アルコールを片手に場末のBarで「Bigbeat LIVE」のことを考え続けた瀬川氏。
何度も心が折れかけながらも、時にお酒の力を借りつつ乗り越えてきました。
そんな瀬川氏が、「LIVEをやってよかった!」と感じた瞬間を教えてもらいました。
「やっぱり本番ですかね。入社して4か月の新人がステージで前説やってくれている場面、各ポジションで担当しているメンバーが常に笑って楽しそうに運営している場面、運営に入っているパートナーのスタッフさん自身が楽しんでくれている、久々に会うパートナーさんや自分の担当クライアントの皆さんがイベントを楽しんでくださっている場面。 そういった場面を会場のあちこちで見ながら、こんな“場”を作る事が自分は本当に好きなんだなと思いました。 そんな”場”を作れたことに、「やってよかった!」と心から思いました。」





“らしさ” で未来をグッとよくする鍵はマカナイにあり
このBigbeat LIVEは、濱口(元)社長いわく、社運かけたビッグビート最大のマカナイメシ!(※)だといいます。※マカナイメシとは、クライアント案件以外のインターナルな取り組みを指す、ビッグビートの文化を形成するもののひとつです。詳しくはこちら。
今回のLIVEで、ビッグビート社内で「Bigbeat LIVEってこんな感じなんだ」というイメージを共有出来たことで、ビッグビートの大切にしている”らしさ”についても感覚的に共有できて完全ではないかもしれないけれども理解を深めてもらえたのでは、と振り返ります。
最後に、今年30周年を迎えたビッグビートが、この先10年20年・・・100年選ばれ続ける会社となるために、必要なマカナイメシ(=文化づくり)とは、と聞いてみました。
「創業100年以上の企業の歴史をまとめている記事をここ最近よく見ています。そこに共通しているのは100年続く企業には、やっぱり世間から「選ばれる必然」があると思っています。本業を軸にそれを極めたことでその企業”らしさ”を貫き選ばれ続けた会社、戦争や災害など大きな危機を乗り越えその時代時代に合わせて変化し続け選ばれ続けた会社、そして本業以外にも「もう一つの軸を生み出した」会社などなど色んな選ばれ方がありました。私は「マカナイメシ」というビッグビート”らしい”コンテンツを根っこの部分は変えずに、時代に応じて表現は変えてもやっぱりビッグビートさんいいよね!と面白がっていただけるものを今後も続けていければと思います。」
ニシタイ編集部が極秘につかんだ情報によると、どうやらすでに2026年のBigbeat LIVEの開催が決まり、内内に動き出しているとかいないとか・・・
そんな情報を最後に瀬川氏に振ってみました。
「編集部さんは情報早すぎですね・・・もちろん今年で終わりではなく、来年もやります!とは言え一人ではできないので“自分だったら、こうやったら、もっと楽しいのに!”と思ってくれる人とぜひ一緒にやりたいですね。いつでも立候補を待っています。
※取り消し線は編集部の配慮です。
最後は笑顔でシレっととんでもないことを言っていましたが、きっと今回の瀬川氏の奮闘の様子を見ていた社内からは「ぜひ一緒にやりたい!」という声があちこちであがる・・・はず。
来年は瀬川氏のメガネが苦悶に曇るのではなく、熱気と興奮で曇る様子が見られるだろう、と来年のBigbeatLIVEを今から楽しみに想いを馳せる、ニシタイ編集部でした。

※こんなに笑顔ですが翌日ゴルフで言ったら110位だな!とキビシイ評価をいただいたそうです。まだまだ一人前には程遠い!