BigbeatLIVE 2025.06.27 Session3|Ignite your soul 強い想いと理想だけを道標に。
2025年8月1日に開催される「Bigbeat LIVE 2025」。
“らしさ”というキーワードを軸に「経営」「グローバル・ASEAN」「コミュニティ」「働き方と選ばれ方」というテーマでセッションを展開します。
言い出しっぺハマロ(濱口)が、セッションの見どころをご紹介します!
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さて、今回特に注目いただきたいセッションの一つが「グローバル・ASEAN」です。
なぜ私たちがグローバルだASEANだと言っているのかはこちらの記事でも紹介していますが、一言でいえば、未来につながるワクワクする挑戦!です。
2023年にはビッグビートの仲間たちみんなでバンコクを訪れ、その温度をリアルに感じてきました。
今回はTOKYO日比谷の会場で、その熱とワクワクを感じていただきたい!と、企画を進めています。
まず、今回バンコクからわざわざ日本にお越しいただいて登壇いただくのが長谷川 卓生さんです。

バンコク出身のビッグビート社員とお話いただいている様子。朗らかな表情から長谷川さんのお人柄がうかがえます。
長谷川さんは、J Education Co., Ltd.の代表取締役として、長年にわたり日本とASEAN地域の架け橋となってこられました。
長谷川さんが見ているのは、アセアン全体の未来。特に日本企業のアセアン進出支援においては、深い知識と豊富な経験をお持ちで、その知見はまさに羅針盤となるでしょう。私たちがバンコクに訪れたときにビッグビートのために講演いただきましたが、実際に現地で挑戦されている方のお話は、本当に熱く響いて体がうずうずしてしまうような、そんなワクワクを感じます。
今回のセッションでは、日本とアセアンのパートナーシップの未来をどう築いていくべきか、その具体的な展望と実践的なアドバイスを伺えることでしょう。広い世界で自分のらしさをどう活かし、いかに成長していくか、長谷川さんの言葉からそのヒントを掴んでください。
【 長谷川さんの記事はこちら】
続いてご紹介するのは、Feedforce Vietnam 代表取締役の森 大輔さんです。語学留学や海外インターンを通していろいろな経験を積み、その実体験をもとに20代でベトナムで会社を立ち上げられました。素晴らしいですね。彼を紹介してくれたのは、ビッグビート東京オフィスで働くベトナム出身のベトさん。「森さんは、常に挑戦し続けているところがとても印象的」だと言います。
旧友でもあるベトさんと話す森さん。久々の再開に話にも花が咲きます
彼の起業のきっかけは、ある一人のベトナム人との出会いだったそうです。「自分には能力があるのに、それを活かせる場所がない」と話したことに強く共感し、「そういう人たちのために雇用の機会をつくりたい」という思いで事業を始めました。
セッションでは、彼がなぜベトナムで起業を志したのか、現在のベトナム市場の驚くべき変化のスピード、そして日本市場との違い、今後の展望について深く掘り下げていただきます。現在30歳の森さん。同じ世代の仲間たちと一緒に、新しいことに挑戦しながら、これからの時代をつくっていこうとしている彼の姿は、きっと皆さんの刺激になるはずです。
【 森さんの記事はこちら】
さらに、ラッチャタ・スワンシンさんにもご登壇いただきます。彼は、故郷バンコクで目にした日本文化に深く魅せられ、2008年に来日されました。絹織物に模様を縫い込む京繍の工房で働く中で、後継者不足に直面する日本の伝統文化の現実を目の当たりにし、「着物に使うだけでは織物文化は衰退する。若者が憧れる『新しい伝統』をつくりたい」という強い想いから、MONOHAを創業。伝統と革新を融合させ、新たな価値を創造する彼の挑戦は、「らしさ」で未来を切り拓く素晴らしい事例です。

鮮やかな西陣織の前でほほ笑むスワンシン・ラッチャタさん
ラッチャタさんの「好きなことをとことん追いかける姿勢」が本当に魅力的だと、ビッグビートASEAN推進営業部のサイさん(タイ出身)は教えてくれました。
ラッチャタさん来日のきっかけは、日本映画が大好きだったそうで、タイの大学を卒業後に「もっと本当の日本を知りたい」と日本の大学に入り直して卒業されたそうです。それから映画配給に携わり、両国の作品を相互に紹介。自分にできることから一歩ずつ始めて、文化と文化、人と人をつなごうと真摯な想いで取り組んでこられました。それからいろいろな出会いと想いからMONOHA創業に至ります。サイさん曰く「タイでは少しマニアックと思われがちな着物のデザインにも積極的に取り組み、自分ならではの視点で日本文化を表現している」のだそう。固定観念にとらわれず、自由に表現するその姿勢が、多くの人に新しい視点をくれることでしょう。
【 スワンシンさんの記事はこちら】
そして、ベトナムの食文化を日本に届ける挑戦を続けるお二人、株式会社BTKの社長、ブイ・タン・ユイさんと副社長、ブイ・タン・タムさんです。

店舗まで押し掛けたビッグビート社員を温かく迎え入れていただきました
兄弟であるお二人は、ベトナムの定番サンドイッチ「バインミー」を日本に広めるため、「バインミーシンチャオ」を創業されました。日本に住んでいるベトナム人コミュニティーの中では、お二人の起業ストーリーは、まさに情熱と挑戦の物語として知られているそうです。
起業のきっかけは2015年の夏、タムさんが東京旅行中に偶然試食したケバブパンから「バインミーの方がもっと美味しいし、日本でも人気が出るはずだ!」とひらめいたことでした。兄のユイさんもこのアイデアに共感し、2016年10月には東京・高田馬場に1号店をオープン。日本での起業は簡単ではありませんでしたが、大学時代の恩師の「君たちを信じる」という温かい支えが彼らを後押ししました。コロナ禍では宅配需要を取り込みながら、札幌、名古屋、神戸などへ店舗を拡大。彼らの目標は、日本全国にバインミーを広めること、そしてベトナムの若者の情熱を日本へ届けることです。
バインミーを通じて、日本とベトナムの文化的な架け橋となることを目指し、今も挑戦を続ける彼らのストーリーは、夢を追い続けることの大切さを私たちに伝えてくれます。彼らの情熱と「らしさ」がどのようにビジネスに結びついたのか、その軌跡は必聴です。
【 ブイ・タン・ユイさん、ブイ・タン・タムさんの記事はこちら】
今年のBigbeat LIVEは、自らの「らしさ」の可能性を最大限に引き出すようなイベントです。
特にこのセッションは、未来を感じる熱のあるセッションになるはず。暑い夏、会場でその熱気を一緒に体感し、新たなつながりを見つけませんか?
ハマロ