社長コラム 2024.07.29 虎に翼、ハマロにはエレキを!
先日の東京都知事選挙、結果はまあ予想通りというかなんというかでありましたが
政見放送や選挙公示ポスターの騒動にも垣間見られたように
『こりゃ、このままではいかん!』
と感じた人は多かったのではないでしょうか。
なんの波風も立てず現状維持の現職と、反対することばっかりが得意な野党の一騎打ちで
投票率5割を切ってチャンチャンになるよりは、まだ少しマシであったかと思います。
たとえそれがあんな酷い波風であってもです。
また2位に石丸さんという新しいキャラクターが全国区(東京から)デビューしました。
そして今回もそうですが最近の選挙において、古いシステムの盲点をついてかき回す政党がありますね。
そうNHK党です。
私は数年前の選挙でガーシー(さん?)に投票してしまうという人生痛恨のミステイクをしました。
なぜ投票したかといえば、私も現行のNHKの受信料制度に反対で彼らの主張にその1点について賛成したからです。他の政治家はそこには言及してないし。
ただ立花孝志さんが主張するようにNHKをぶっ壊す!ことは強く反対です。なぜなら私はTV観ることが好きだから!
最近のお気に入り番組をあげると
・虎に翼
・とうちゃこ(火野正平さんが自転車で回るやつ)
・家族に乾杯
・プロジェクトXやNスペみたいなシリーズ特番
・朝のニュース
・SONGS
などなど、全てNHK。
まあ他のTV局、つまり民放が酷すぎるので見なくなっただけとも言えますが。
NHKがぶっ壊れたらこんな大好きなのが楽しめなくなるので、ぶっ壊すのはやめて欲しいのです。
ただ現行のNHKの仕組みについては「大きな問題があり改善が必要である」ということには大賛成。今の仕組みは、払わない人も観られることがダメだと思うのです。
前置きが長くなりましたが、NHK番組好きの我が家でも、特にただいま放送中の『虎に翼』は、歴代朝ドラのなかでもサイコー裁判所ですね。
緻密に練られた(と感じる)脚本とそれを見事に演じる俳優さんたちが、こんな現代を生きる私たちに何かを伝えようとしているように思います。
ブラックだホワイトだ、『●●ハラ』が溢れる、はるか昔の日本。
この国のより明るい未来を作るために、とにかく働く、懸命に働く、いくらでも働く。
時に仲間の胸ぐらを掴み思いを伝えたり、自宅に押しかけたり、最後にはフンドシ一丁になり、水をかぶって、涙を流して抱きしめる。
そんなシーンがちょいちょいあるドラマです。
今とはだいぶ違いますね。
働く仲間たちへの配慮と遠慮と気配りはもちろん重要ですが、
表面的なことを考えすぎて仕事の本質や情熱を見失ったり、会社の仲間への愛情の示し方が分からなくなったりと
悩むことの多い、令和の時代のビジネスシーンです。
もちろん両手を挙げて『昔は良かった!』と懐かしんでいるわけではないです。嫌なことも多かったし!
主人公である寅ちゃんとその上司の様子を観ていたら、昔の2人の上司を思い出しました。
私は新卒入社1年目の夏に、故郷高知に住む女性と結婚する決心をしました。
彼女(現妻)は東京の大学を卒業して高知に帰っていたので、改めて上京しても仕事がありません。
40年前、既卒女性がまともに仕事を見つけることはまだちょっと難しい時代です。
すると、その上司は『俺に任せとけ!』と(言ったかどうかは記憶が定かではありませんが)
知り合いの出版社やクライアントさんに、彼女の就職をお願いしてくれました。
最終的には、クライアントさんの社長に直談判して入社させてくれました。
入社してまだ数ヶ月の新人の私のためにです。
そして、結婚式には高知まで来ていただき、あまりお酒飲めないのに高知式歓待(高知では客人にとにかくお酒をたくさん飲ませるのです)を受けて、来賓スピーチでは何をおっしゃっているか分からない感じになってしまい。。。
それでも『いやー高知は楽しいな!』とそのあと何度も言ってました(笑)
もう一人の上司にはゴルフを通じて色々学びました。(もちろん仕事もですが)
私は西葛西(江戸川区)上司は中野に住んでいたのですが、ゴルフの朝は中野まで車で迎えに行って、千葉のゴルフ場に行ったものです。
ゴルフではコテンパンに鍛えられて授業料をお支払いする事も時折。。
プレイだけではなく、行き帰りの車中での会話にも学びが多かったと思います。
『アドマンは遊ばないと一流になれなない、外で遊べ!』が口癖。
(最高のアドマン上司!)
退職後は、ビッグビートで私の経営を数年間お手伝いいただきましたが、やっとゴルフで勝てるようになった頃、残念ながら少し早めに旅立たれました。
『健康に気をつけて遊べ!』
最後に病床からもらったメモ帳のメッセージは今でも心に残っています。
朝ドラ『虎に翼』で、仕事の仲間と共に涙を流したり、胸ぐらを掴みあったり、コップ酒片手に朝まで議論したり、、
そんなシーンを観ながら、時代で変わる働き方を考えてみたり、お世話になった上司のことを思い出しました。
(ビッグビート10周年、みんなで行ったハワイにて)
政見放送や選挙公示ポスターの騒動にも垣間見られたように
『こりゃ、このままではいかん!』
と感じた人は多かったのではないでしょうか。
なんの波風も立てず現状維持の現職と、反対することばっかりが得意な野党の一騎打ちで
投票率5割を切ってチャンチャンになるよりは、まだ少しマシであったかと思います。
たとえそれがあんな酷い波風であってもです。
また2位に石丸さんという新しいキャラクターが全国区(東京から)デビューしました。
そして今回もそうですが最近の選挙において、古いシステムの盲点をついてかき回す政党がありますね。
そうNHK党です。
私は数年前の選挙でガーシー(さん?)に投票してしまうという人生痛恨のミステイクをしました。
なぜ投票したかといえば、私も現行のNHKの受信料制度に反対で彼らの主張にその1点について賛成したからです。他の政治家はそこには言及してないし。
ただ立花孝志さんが主張するようにNHKをぶっ壊す!ことは強く反対です。なぜなら私はTV観ることが好きだから!
最近のお気に入り番組をあげると
・虎に翼
・とうちゃこ(火野正平さんが自転車で回るやつ)
・家族に乾杯
・プロジェクトXやNスペみたいなシリーズ特番
・朝のニュース
・SONGS
などなど、全てNHK。
まあ他のTV局、つまり民放が酷すぎるので見なくなっただけとも言えますが。
NHKがぶっ壊れたらこんな大好きなのが楽しめなくなるので、ぶっ壊すのはやめて欲しいのです。
ただ現行のNHKの仕組みについては「大きな問題があり改善が必要である」ということには大賛成。今の仕組みは、払わない人も観られることがダメだと思うのです。
前置きが長くなりましたが、NHK番組好きの我が家でも、特にただいま放送中の『虎に翼』は、歴代朝ドラのなかでもサイコー裁判所ですね。
緻密に練られた(と感じる)脚本とそれを見事に演じる俳優さんたちが、こんな現代を生きる私たちに何かを伝えようとしているように思います。
ブラックだホワイトだ、『●●ハラ』が溢れる、はるか昔の日本。
この国のより明るい未来を作るために、とにかく働く、懸命に働く、いくらでも働く。
時に仲間の胸ぐらを掴み思いを伝えたり、自宅に押しかけたり、最後にはフンドシ一丁になり、水をかぶって、涙を流して抱きしめる。
そんなシーンがちょいちょいあるドラマです。
今とはだいぶ違いますね。
働く仲間たちへの配慮と遠慮と気配りはもちろん重要ですが、
表面的なことを考えすぎて仕事の本質や情熱を見失ったり、会社の仲間への愛情の示し方が分からなくなったりと
悩むことの多い、令和の時代のビジネスシーンです。
もちろん両手を挙げて『昔は良かった!』と懐かしんでいるわけではないです。嫌なことも多かったし!
主人公である寅ちゃんとその上司の様子を観ていたら、昔の2人の上司を思い出しました。
私は新卒入社1年目の夏に、故郷高知に住む女性と結婚する決心をしました。
彼女(現妻)は東京の大学を卒業して高知に帰っていたので、改めて上京しても仕事がありません。
40年前、既卒女性がまともに仕事を見つけることはまだちょっと難しい時代です。
すると、その上司は『俺に任せとけ!』と(言ったかどうかは記憶が定かではありませんが)
知り合いの出版社やクライアントさんに、彼女の就職をお願いしてくれました。
最終的には、クライアントさんの社長に直談判して入社させてくれました。
入社してまだ数ヶ月の新人の私のためにです。
そして、結婚式には高知まで来ていただき、あまりお酒飲めないのに高知式歓待(高知では客人にとにかくお酒をたくさん飲ませるのです)を受けて、来賓スピーチでは何をおっしゃっているか分からない感じになってしまい。。。
それでも『いやー高知は楽しいな!』とそのあと何度も言ってました(笑)
もう一人の上司にはゴルフを通じて色々学びました。(もちろん仕事もですが)
私は西葛西(江戸川区)上司は中野に住んでいたのですが、ゴルフの朝は中野まで車で迎えに行って、千葉のゴルフ場に行ったものです。
ゴルフではコテンパンに鍛えられて授業料をお支払いする事も時折。。
プレイだけではなく、行き帰りの車中での会話にも学びが多かったと思います。
『アドマンは遊ばないと一流になれなない、外で遊べ!』が口癖。
(最高のアドマン上司!)
退職後は、ビッグビートで私の経営を数年間お手伝いいただきましたが、やっとゴルフで勝てるようになった頃、残念ながら少し早めに旅立たれました。
『健康に気をつけて遊べ!』
最後に病床からもらったメモ帳のメッセージは今でも心に残っています。
朝ドラ『虎に翼』で、仕事の仲間と共に涙を流したり、胸ぐらを掴みあったり、コップ酒片手に朝まで議論したり、、
そんなシーンを観ながら、時代で変わる働き方を考えてみたり、お世話になった上司のことを思い出しました。
(ビッグビート10周年、みんなで行ったハワイにて)