Bigbeat 2024.05.27 かんじる、つながるー 勧められたカレーを食べてみたら…!

2024年春、ビッグビートに3名のキャリア社員が入社しました。「とにかくみんなここにくるまでのストーリーが面白いから聴いてみて!」という代表ハマロのアツいコールに、ニシタイ編集部がレスポンス!
髙田 直人さん(アカウントディビジョン)、カモンロス(サイ)さん(ASEAN推進営業部)、柏原 波さん(イベント事務局担当)がビッグビートに来るまでのストーリーに迫ります。

 

生まれと育ちとビッグビート 

「口から生まれた」という髙田さんは新卒入社でアパレル業界に飛び込み、店舗スタッフとして接客の技を磨きました。それからディスプレイ・展示会プロデュース企業の営業職として転職。そこでビッグビートと出会い、5年間、各種ビジネス展示会のデザイン・施工を担当しました。

当時から付き合いのある社員の一人は「パートナーとして僕たちと同じ目線でクライアントの課題を見てくれている方だなと前々から思っていた」と言います。

そんなお付き合いをする中で、髙田さんが転職を考えていることを知った社員が「一緒に働きたい!うちの採用選考受けてみたら!」と声をかけたのがきっかけで、2024年4月に入社しました。


髙田 直人さん
株式会社ビッグビート アカウントディビジョン


タイ出身のサイさんは、入社を機に日本に引っ越しました。大学卒業後、サイさんは留学で来日して1年ほどを過ごした頃、東日本大震災を経験して間もなく帰国。タイの大手日本企業に通訳として就職しました。

収入は安定していましたが、もっと成長につながる経験をしたいと思ったサイさんは、転職して通訳のほか秘書業務を経験します。その中で営業やマーケティングに興味を持ち、前職のスタートアップ企業に入社し営業とマーケティングを担当。そこでビッグビート バンコクオフィスのスタッフとも仕事をしました。

サイさんは「30代、いろいろ経験してきたけどあとは海外で働いてみたい。今しかできないかも!」と思い立ち、日本での就職を目指して就職活動をしていたところビッグビートを紹介されたのでした。


カモンロス(サイ)さん
株式会社ビッグビート ASEAN推進営業部


柏原さんは、元社員、いわゆるブーメラン社員です。20年程前、ビッグビートのオフィスが西葛西駅前にあった頃、業務管理部門からスタートした柏原さんはハマロにスカウトされ営業部へ。当時売上No.1のクライアントのメイン担当として活躍しました。

営業を約4年半経験する中でマーケティングに興味を持った柏原さんは、事業会社のマーケティング部門に転職。それから出産のために退職し、10年間育児に専念します。そして今から5年前にパートタイムで仕事復帰。徐々に幅を広げ、マーケティングやバックオフィス業務などマルチに複数の仕事を請け負っていました。

そこでまた声をかけたのがハマロでした。「そろそろまた、うちでエンジン全開でやってみない?」

3名それぞれが、それぞれのタイミングでビッグビートに出会い、いま「ここ」につながります。


柏原 波さん
株式会社ビッグビート イベント事務局担当

 

ビッグビート、外から見るか、中からみるか

これまで外から見ていたビッグビートについて、中に入ってみて感じることを聴いてみました。

「東京オフィスとバンコクオフィスは、同じ会社とはいえ、全然違いますね。バンコクのビッグビートはまさにタイの『マイペンライ』精神で、ストレスを感じさせない安心感がありました。東京オフィスは、きっちりしっかりとしていて、それがクライアントにとっての安心につながっているのがわかります」(サイさん)

クライアントの立場だったサイさんは、ビッグビートには風土に合わせた柔軟性がある、みんなそうできるといい、自分もそうして行きたいと語ります。

平成時代のビッグビートを知る柏原さんは、当時と比べてオフィスに洗練された静かさを感じたそうです。当時はまだ電話やFAXでのコミュニケーションも活発で、ビッグビートも若いベンチャー企業。もう少し狭いオフィスで、がちゃがちゃとしたやりとりがありました。

「執務室はとっても静かだけど、ミーティングスペースに行くと大きな笑い声が聞こえてきたりして、やっぱり変わらないなって思いました」(柏原さん)

パートナーとして5年間ビッグビートと付き合ってきた高田さんは、社員としてジョインしてみての気づきがあったようです。

「ビッグビートのみなさんは、他の代理店の人たちと比べてみんなフラットで物腰が柔らかいなと感じていました。パーソナルなものかと思ってたのですが、入社してみると『パートナーを大切にする』というのをよく言われていて、ああ会社全体で大事にしている文化なんだとわかったんです。なるほど!と深く理解できました」(髙田さん)

「昔、なにかの会議で誰かが『業者』って言葉を使ったとき、めちゃくちゃ叱られたことがあったね」(柏原さん)

ビッグビートは企業理念に「関わったすべての人がHappyを感じる」と掲げています。クライアント、パートナー、働く仲間、家族、そして毎朝顔を合わせる警備や受付の方、採用活動で出会う学生さん、すべての人にHappyを感じてほしいと、創業まもない頃から伝えられてきた同社。パートナーさんとの出会いや関係を大切にしようという想いは、一つの文化として自然と根付いていました。

サイさんは、タイで見てきた日本のビジネスパーソンのイメージとの違いを教えてくれました。

「タイでみたドラマの影響もあって、日本のビジネスパーソンはカッコつけているイメージがありましたが、ハマロさんもチャーリー※さんも、全然違いましたね」
※Bigbeat Bangkok 代表 チャーリー金子

ハマロと初めてオンラインで面談したときには、タブレットでオフィスを案内してくれ、スカイツリーも見せてくれたのが印象的だったとサイさんは振り返ります。

皆さんそれぞれに、新しいビッグビートを発見していました。

 

会社はステージ、主役は自分

ビッグビートというステージで、これからどんなことをやってみたいかお聴きしました。

5月に入社したばかりのイベント事務局担当の柏原さんですが、
「まずは何ができるかを探って行きたい、そして事務局担当として指名してもらえるように」と堅実にステップを見据えていました。

20代ではバックオフィスから企画営業、マーコム業務まで、マルチに仕事をこなしてきた柏原さん。さらに子育てという「どうにもならないものを相手にしてきた経験」が加わり、対応力は最強の状態。そのスーパーマルチなスキルを活かしてチームを柔軟につないでいく、そんな未来が見えるようです。かつて何戦も交えたハマロも戦々恐々と武者震いしています。

30代の髙田さんは、若手とリーダー層の「まんなか」の世代。その橋渡しをして、より働きやすい環境づくりをして組織が大きくなれるための助力になれれば、と意気込みます。

早速社内をつなぐために、マカナイメシプロジェクトに参加して新たな企画に取り組む髙田さん。「タイの食文化やおもてなしをテーマにしてみたいと思ってた!」と座談会の場でサイさんを巻き込みました。コミュニケーション力の高い髙田さんに、人見知りのハマロも期待を寄せています。
※ビッグビートのインターナルなコミュニケーションの取り組みのこと

一方、ASEANビジネスを推進するチームのサイさんは、タイと日本をつなぐだけでなく、ベトナムやマレーシアの案件にも挑戦していきたいと思うようになったと教えてくれました。入社してまだ1週間ですが早速ベトナムの企業からの相談を受けて、一緒にできることを企画できるのを楽しみにしている様子です。

サイさんの所属するASEAN推進営業部は、ベトナムオフィス立ち上げを担当した片浦さん、マーケティング兼任の多田さんと個性も様々。早速面白いケミストリーが生まれているようです。

「私たちの会話を他の人が聴いたら変だなって思うかもしれない(笑)」とサイさん。

ハマロもワクワクを隠せません。

「10年後20年後、バンコクスタッフと東京スタッフがインドで集合して仕事する未来がくるはず。そういうのって、面白いよね」


ハマロ(ビッグビート代表 濱口)
 

勧められたカレーがつなぐ「縁」

ハマロは、ビジネスはバックパックの旅に似ているのだと続けます。いつも早く帰りたいしやめたいと思うけど、勇気を出して知らないところに行き、知らないものを食べてみると新しい発見がある、それが面白いのだとハマロ。

「自分の動き方次第で最先端の経験ができるのが仕事。とにかく変化している方、行ったことがないほうへ!勇気を出して挑戦してみてほしい」

ハマロは3名に、そんな言葉をかけました。

ビッグビートでよく話題になるのが「勧められたカレーを食べてみよう」という教え。
参考:https://nishitai.bigbeat.co.jp/detail/0000001429

例えばサイさんとの出会いは、ハマロがいくつかの「勧められたカレー」を食べたことでもたらされたものだそう。元をたどればBigbeat LIVE 2017の出会いをきっかけに、昨年末のビッグビートのバンコクツアーの間、まだ暗いバンコクの朝6:30の邂逅を経て、いまここにサイさんがいます。

髙田さんも柏原さん自身も、それぞれの「カレー」を食べて変化の渦に飛び込んで、挑戦を始めています。

こんな3名が、強力なエネルギーを持ってジョインしたビッグビート。ニシタイ編集部は、さらに壮大な物語が紡がれることを確信し、引き続き勇気を持って密着していくことを決意しました。
(編集部員、募集中!)




 
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