ニシタイ 西葛西駅前タイムズ

PEOPLE 2020.02.04 価値や想いを引き出し、発信することで「変化」はきっとおきる!

「ビッグビートの部屋~PEOPLE~」へようこそ
仕事もプライベートも楽しむビッグビート社員たちのウラ側(オモテ?)を、ちょっぴりお見せするコーナーです。
(注)時々マニアなネタも飛び出します

Today’s ~多田の部屋~

自他ともに認める?ビッグビートのムードメーカーで、いじられキャラ。マーケティング部として会社と社員の成長サポートに奔走する多田にインタビュー!

いじめから脱却した小学校時代、ボート部で艇の指揮をとっていた大学生時代。いずれの時代も、多田の行動から3つの共通項が見えてきます。

「自分の勝てる場所を見つける」
「全体を見る」
「価値や想いを発信する」

いま、これらが、マーケティング部という舞台でどのように活かされているのでしょうか。

 

仲間の信頼を得るために、礼儀正しく、時に厳しく



――ビッグビートでの仕事は?
 
多田:

マーケティング部に所属していて、ビッグビートのウェブサイトや、オウンドメディア「ニシタイ!」など自社ウェブの分析・解析を行っています。それ以外にも、イベントのオペレーションや企画などもやります。
 
――イベントもやるんですね。
 
多田:

担当するのは自社主催イベントで、社内向けと社外向けの両方があります。
ビッグビートは、2017年から年1回「Bigbeat LIVE」というマーケターと経営者向けのイベントを開催していて、入社した2018年と昨年はBigbeat LIVE一色でした。
 
――仕事以外で好きなこと、夢中になっていることは?
 
多田:

読書と散歩です。あとは時々ボートを観に行きます。
 
――ボート?
 
多田:

大学ではボート部だったんですよ。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技にもなっていますね。
 
ボートにも色々な艇があるんですが、僕は「5人乗り」でした。ボートを漕ぐ「漕手(そうしゅ)」のほかに、舵取り専門の「コックス」という役割もあって、僕は後者になります。


ボート部時代の多田(一番右)。わずかに頭部のみ見える

――こんなポジションがあったんですね!(驚)
 
多田:

コックスは舵をきって進路をとるほか、司令塔のような役割をもちます。4人の動きを背中で感じながら、リズムがズレてるとか、疲れを察知して、その場で指示を出すんです。
 
漕手は進行方向に対して後ろを向いているので、前が見えないんですよ。だからレースの状況をみて、勝負をしかけるタイミングなどを含め全て判断していました。コックスが迷ったり、判断を誤ると、それだけでレースに負けてしまうこともあります。
 
そんな重要なポジションですから、船を正確に進められるかだけでなく、「人格」が大切になってきます。
 
――技術第一でなく、「人格」ですか?
 
多田:

大学のボート部の生活は基本的に寮生活なんです。だから「ボートはいいけど、普段はダメなヤツだな」と思われると、指示や意見を聞いてくれない。だから普段の生活を礼儀正しく、というのは最低限のこととして意識していました。
 
あとはメリハリですね。あくまで日本一になるためにやっていたので、そのために必要なことはいう、練習であっても基本的には甘いことはいわない。ただ、いった以上はちゃんと理由を伝えるようにしていました。

でも、プライベートも練習も気を張っていたらチームとうまくコミュニケーションがとれません。その点、僕はいじられキャラで相手から話してくれるので、都合が良かったですね。
大阪人としてはね、いじられるとオイシイんですよ(笑)

 

カリスマではなく、「対話」でチームを導く

多田:
個人的に「コックスは漕げない(漕がない)」ことがよかったと思っています。
 
――自分で漕げ「ない」ことがよかった?
 
多田:

はい。漕げないので、もうチームメイトを信頼するしかないんです。
これがサッカーとかだったら、個人プレーで状況を変えられるかもしれません。でもボートはいくらやってもそれは無理。だからとにかくみんなを信頼してやってもらうしかない。

――信頼関係の築き方も色々ありそう。
 
多田:

もちろん、自分の圧倒的実力や努力で屈服させるやり方もあります。「あの人のいうことならやれちゃう」というカリスマ性ですね。それも信頼の一つ。
 
――多田さんはどんなタイプ?
 
多田:

ひたすら話しました。「僕はこう思う、どう思う?」みたいに。


Photo by Dylan Gillis on Unsplash

僕はボートは大学からだし、サークルからの途中参加だったので、実力がなかった。だから指示を出しても、そもそもそれが合っているかどうかもわからない。それなら、対話しようと。

4人いれば全員感覚がバラバラなので、対話によって選手の感覚を引き出して、それを編集し、どれがベターなのか客観的に導いていくといったことをやっていました。
 
幸いボートはタイムがあるので、結果が上がったか下がったかが明確にわかります。あとは原因は水なのか、メンバーのコンディションなのか、といったことをひたすらみんなと議論しました。
 
今のウェブ解析の仕事など通じるものがありますね。振り返ると、小さい頃から「勝ち負け」とか「速ければいい」というようなシンプルで明確なモノが好きでした。

 

いじめがキッカケで出会えた、生き残るための「気づき」

――社内ではムードメーカーとして定着していますが、昔からそうだった?
 
多田:

いえ。僕は集団行動が全くできなかったんですよ。
 
幼稚園の時にサッカーを習っていて、試合でゴールキーパーをやらせてもらったことがありました。ただ、その途中で蝶々を追いかけてグラウンドから消えたり、土に埋まっていた野球のベースが気になってゴールそっちのけで掘り出したりと、興味がそっちにいっちゃって(笑)。とにかく小さい頃は自由奔放で落ち着きがなかったです。

――集団行動が苦手な姿と、ボート部での立場のあいだにギャップがあるような?
 
多田:

小学校3年生の時にいじめられて、そのときに初めて「集団」を意識したんです。
 
小学校って「運動・勉強・顔」の三つが人気者になるための条件じゃないですか。でもどれも自分にはない。「このクラスで自分が生き残るにはどうしたらいんだ」って真剣に考えました。
 
そこで当時はロックマンエグゼが流行っていて、それなら頑張ればそこそこいけるぞと思って。
最終的に「多田はロックマンエグゼができる」という、自分がクラスで優位にたてるポジションをとることで、いじめから脱却したんです。
 
その経験を通じて、集団のなかで自分はどこに居るのか、その集団はそもそもどういうものか、といった「全体と部分」をみる癖がつきました。

 

BtoBだからこそ、企業の「想い」を顕在化させたい



――これからやってみたいことは?
 
多田:

直近だと社内外向けに「事例集」をつくりたいと考えています。
 
――「事例集」?
 
多田:

クライアントのサービスや製品とビッグビートが社会にどう関係しているのか、双方の事例を編集していきたいと考えています。

ビッグビートのクライアントは主にBtoB企業です。BtoBが日本を支えている部分は相当に大きい。その事実と、そこに込められた「想い」まで顕在化できれば面白いんじゃないかと。
 
仕事を近視眼的にやっていると、なんのためにやっているのかわからなくなったり、発想も狭まりやすくなります。とくに、われわれ広告会社は製品などがないので、直接的に社会をハッピーにすることはありません。自分たちの仕事が、人や企業、社会にどのようにつながっているのかが見えれば、目線も変わってきますよね?それによって社員のモチベーションがあがるかな、という気持ちもあります。

――BtoB故の顕在化されにくい関係や想いを、メディアによって立ち上らせるんですね。
 
多田:

はい。また、事例だけでなく、ニシタイの新企画も検討中です。
イメージは「テレフォンショッキング」。これは、普段お世話になっているクライアントにインタビューして、その方に次のインタビュー先をご紹介いただく、というものです。
 
既に注目されている人や企業を、われわれの視点で取材することは今もしています。
しかしメディアに出ていないけれど、「想い」をもって世の中のためになるモノづくりや活動をしている人はたくさんいます。

ニシタイを通じて、そういう人と出会いたい、仕事をしたいと思う人同士を結び、そこに行動や変化が生まれたら、こんなに嬉しいことはありません。

 
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