社長コラム 2017.07.03 Bigbeat LIVEができるまで―舞台裏話!
8月1日にBigbeat LIVEを開催します。
LIVEと言ってもロックではありません、気分はロックですが…
マーケティングで日本の未来をより良くしよう! というものです。
ここでは企画決定までの『舞台裏話』 をご紹介します。
(表現の一部にアドマン特有の誇張と、ラフな表現があります、どうかご容赦ください…)
第1章 マーケティングで未来を変える!
『この国の未来をなんとかせんといかん』
日本の多くの大人たちが今思うことです。
少子化に歯止めかからず、ゆとり教育にゆとり労働の果てはどうなる? 国の運用コスト(税金の使い道)のバランスは悪いまま。全ては政治のせいと知らん顔を決め込むことは簡単です。しかしそれでは郷土の英雄、龍馬さんに顔向けできないなぁ、などと少しばかり真面目に、そして大きく出て見ました。
経営を変え、働き方を変え未来をよりよくする! 広告会社にできること、自分にできることはなんだろうか?
答えは広告会社のビジネスのすぐ近くにありました。
『マーケティング』 です!
「マーケティングを経営の最高の機能にして経営を変えていくべき」 が辿り着いた答えです。
マーケティングを見直すことで経営が変わることで、働き方を変える。
広告会社にできることは、それを発信していくこと。考える、議論する場を創ること。
『よし、自らメディアで、WEBとLIVEイベントで発信していこう!』と決めました。
第2章『サイボウズ 野水フェローご快諾!から始まる。』
20世紀の最後のころ、その会社に初めて出会いました。
お名前は『サイボウズ』。
ある雑誌の取材で創業者のインタビューに立ち会ったことがあります。大阪から東京に本社を移転された直後で、びっくりするほどガラーんとしたオフィスと、創業社長のユニークなコメントは20年ほど経った今でも覚えています。
時は流れ十数年後、当社の新人営業がご提案し、ご縁をいただき展示会のお仕事を任せていただけました。
子育てや、働き方についてメッセージ、少し前の『ボウズマン』シリーズの広告、幕張でのプライベートイベント、駅でバナナ配ったり、つい先日の駅広告など、とってもユニークです。
日本では最高、最強のマーケティングカンパニーであろうと私は勝手に決めております。
『夏にBigbeatでカンファレンスイベントやります。サイボウズのマーケティングについて話して下さい!マーケティングで日本の会社の経営を変えたいのです!』
声を震わせながらお願いをいたしました。
社長室、野水フェローが『イイですよ!』とおっしゃって頂いた時、日本の未来はアミ30パーセントは明るくなると確信しました。
『よし、これでBigbeat LIVEが開催できる!』
Bigbeat LIVEではトップバッターで『サイボウズ式マーケティングは弱者の経営戦略史』と題してご講演いただきます。
第3章 『最強の同志、飯室さんが引き受けてくれた!』
一人じゃ心細いってわけでもないですが(強がり)、仲間が、同志が欲しいと思い色々な皆様に会いにいき、お話をうかがいました。そんな最中、Facebookでシェアされた記事を見てびっくり。マーケティングについて、自分が感じる事、さらに掘り下げた話を素晴らしい文章で論理的に力強く語っている人がいる! むさぼり読みました。
筆者は『飯室淳史さん』。
『飯室、イイムロさん?』アレどこかで聞いたことが…
以前ビジネスでお世話になった方でした。実は印象がちょっと怖かったのですが(笑)、突撃で会い行き何度かお話をさせていただきました。
春のある日、新横浜のご自宅を訪ね、
『夏にBigbeatでカンファレンスイベントをやります。
飯室さん、そこで話して下さい! ニシタイに記事を書いて下さい!!
マーケティングで日本の会社の経営を変えたいのです!』
と、お願いしました。もう、さらに怖くて多分涙目になっていたかも…(笑)
その場で即決、引き受けて頂けました。
飯室さん宅からの帰り道はスキップビートになっていたと思います。
『よしこれで、Bigbeat LIVEは成功する!』と会社の広報担当に知らせました。
前置きが長くなりました、飯室さんのニシタイ記事(3つ)を是非お読みください。
そして、8月1日、Bigbeat LIVE講演『マーケティングで経営を変える』を聞いていただき終了後の懇親会でみんなで話しませんか?
第4章 『ロスからはニールさんが来日参戦!』
35度はあった昨年の夏の日、ある案件で『海外のインフルエンサーを急遽探す!』というハードルの高い課題がありました。その道に明るい先輩に泣きついたら、
『ハマちゃん、いるいる。アメリカでトップクラスのインフルエンサーがいる。奇跡だぜ、ちょうど今、ロスから東京に来てる。渋谷のセルリアンで待機しろ!』
英語に不安を持つ濱口ですが、そこに現れたニールは人懐こい笑顔で、『マイドオオキニ!』とは言いませんでしたが、流暢な大阪弁を操るヤイコが大好きなアメリカンでした!
そのビジネスは成就しなかったのですが、『ニール、いつか一緒になにかオモシロイこと、仕事をしよう!』と熱くプロミス。
Bigbeat LIVE開催を計画するskype会議で
『ハイ、ニール! 元気? 夏に東京でイベントやりたいねん、マーケティングで日本の経営を少しよくしたいねん、協力してや!』とお願いしたところ
『夏にはヤイコのライブもあるし、エエよ、東京にく。一緒にやろう!』 アメリカンなそのアンサーに私の視界はニールの住むカリフォルニアの空の色のようにスコーンと晴れました。
『BtoBコミュニケーションはデジタルで加速する』と題して、米国の最新事例から学ぶBtoBマーケティングについて講演していただきます。講演後のネットワーキングパーティでは高知の地酒を片手に多くの方々とお話できることが楽しみ!とのことです。
第5章 『関野さんとのご縁』
日本では最強最高のマーケティングカンパニー、サイボウズ社の野水フェローの講演が決まり、ロスから最強の助っ人(しかも日本語堪能)ニールに来日の約束をとりつけました。
LIVEのトリは日本で現在この話をしていただくとしたらこの人しかいない、最強のマーケッターにして論客の飯室さん。
あと一人、ブランドを語れる人が要る!
できたらグローバルな視線、経験があり、かつ評論家ではなく実体験に基づいた話ができる人が欲しい!
色んな方に相談し、ご紹介もいただいたのですが、難航しました。
『そんな人、日本にはいないのか!』と険しい顔になりかけた時、
『ハマロシャチョー、こんな本書いてる関野さんという人がいます!』と当社の企画担当者より提案がありました。
『ブランド力』 『 世界で勝てるブランディンカンパニー』などの著書を拝読させていただき、
『本来、BtoB企業にこそ企業ブランド力が不可欠』の意見に、この方だ!と思い、図々しくもSNSで検索しコンタクトしました。偶然にも経営されている会社が当社の徒歩数分のところにありました。もう、突撃で会いにいくしかありません。最初の面談の持ち時間、わずか30分1本勝負。
『マーケティングで経営を変えたい。同じ町内のよしみでなんとかご協力くだされ! なにかを売りこむイベントではない。だがしかしギャラもない…』
と田舎者(ハマグチ)特有の同じ町内のよしみ、と情に訴えました。後日当社にもお越しいただき、その場でBigbeat LIVEへのご講演を受けていただけました。
例え始まりは無理矢理でもご縁はご縁!Bigbeat LIVEでは『ブランディングは未来への投資』と題してご講演いただきます。
マーケティング活動により企業ブランドを形成することは、経費、コストではなく、投資なのです。形成された企業ブランドは最高の資産です。(しかも税金がかからない資産 by濱口)
よしこれで最高のLIVE BANDが組めた!
ニューヨークの腕利きミュージシャンに出演OKもらったプロモーターの気分は多分こんな感じでしょう。
1年間で100を超えるカンファレンスイベントの企画運営に携わる広告会社の代表でありながら、自社主催イベントとなるとまだまだコドモなのでした。
以上、舞台裏よりお届けしました。(広報担当と)