地域 2023.11.28 ホーチミンのパートナー、フイさんを紹介します
こんにちは、片浦です。
ホーチミンにきて1ヶ月半が経ちました。住まいも落ち着き、バイクの波を避けるのにも慣れたもんです。
(初めて訪れた頃。慣れるまで何度か轢かれそうになりました)
さて今回は、ベトナムのパートナー、V-Contractorのフイさんをご紹介します。
私はこのフイさんのオフィスの一角をお借りしています。
フイさん率いるV-Contractorは、デザイン設計・施工・管理を行う企業。1996年に創業して以来、高度成長期のベトナムのビジネスイベントや内装などを手掛けています。
ビッグビートが1995年創業なので、ほぼ同い年ですね。
これまでベトナム国内だけでなくミャンマー、カンボジア、ラオスでも多くのプロジェクトに携わってきたそうで、ビッグビートでも、7年前から同社とのパートナーシップで数多くの日本企業のベトナムイベント出展をサポートしてきました。
2023年は特にシンガポールとマレーシアとの仕事が多かったそうで、その年ごとにさまざまな国との取引を行っていると言います。
海外展示会でのイベント出展は、日本とは違って本当にびっくりすることが起こりがちですが、フイさんチームとはこれまで安心して仕事を進めることができています。
フイさんの人柄と仕事へのこだわり、それによって安定したクオリティが保てているからこそ、国や文化を超えて信頼されているんですね。
フイさんに、いくつかお聞きしてみました。
---
カタウラ:初めてお会いしたのが2016年。その時の印象はいかがでしたか?
フイさん:ハマグチさんもカタウラさんも、とても気さくで好印象でしたよ。
カタウラ:日本では顔が鬼瓦のようだと言われますが、よかったです。
フイさん:?? カタウラさんはアグレッシブで話しやすいですね。事業の展望や戦略をきちんと共有してくれるし。
カタウラ:ありがとうございます(照)
(2016年、フイさんに初めてお会いしたころ)
フイさん:ベトナムも、コロナ禍は大変でしたよね。
フイさん:とても深刻でしたね。政府の閉鎖政策によって当社も厳しい状況となり、人員削減しなければなりませんでした。
カタウラ:今はどうですか?
フイさん:アフターコロナとなり、ビジネスはゆっくりと戻ってきています。しかし、また別の問題がベトナム経済に影響を与えています。
ロシアとウクライナの間の戦争、米国と中国の問題、我が国の国内問題などです。
当社のビジネスはというと、今年はマレーシアのクライアントとの取引もあり、昨年より大幅に収益もアップしました。
カタウラ:フイさんはビジネスにおいてモットーはありますか?
フイさん:以前は「常にベストを尽くす」でしたが、今は「常にベストを尽くし、スマートに働く」を心がけています。
カタウラ:なるほど。ちなみに私のモットーは「素直になること」と「決めつけない、つまり『焼きそばパン』をやめる※」です。
フイさん:??(微笑む)
※編集部注
『焼きそばパン』とは、ビッグビートに伝わる「焼きそばパンの教え」のこと。
かつて、忙しいイベント現場の昼食として、自分が好きな焼きそばパンを大量に用意した新人がおり、スタッフの士気が下がったことがあったと言います。これを教訓として「自分が好きなものは相手も好きだとは限らない」「相手の求めるものを考える」ことの大切さを伝えるために、ビッグビートでは「焼きそばパンの教え」が語り継がれています。
なお、このかつての新人は現在ホーチミンで元気にやっているとのことです。
カタウラ:フイさんはどんな人と一緒に働きたいですか?
フイさん:似たような性格の方で、同じビジネス観を持っている方ですね。
(ビッグビート代表ハマグチと、フイさん。歳も近く、どことなく似ている雰囲気のふたり)
カタウラ:日本企業がベトナムでビジネスを成功させるためのポイントはありますか?
フイさん:いろいろな視点があると思いますが、私からお伝えしたいのは次の2つ。
ひとつは、その地域、ローカルマーケットをよく理解して、適切な戦略を立ててプランすること。
もうひとつは、地域のパートナーと連携すること。リスク軽減になるし迅速に進めることができます。
カタウラ:私もホーチミンに来て体感することで、ローカルマーケットについての理解もさらに深まりつつあります。熟知しているフイさんのそばでビジネスを進められるのはすごく心強いです。
フイさん:ここにいる間、フルサポートしますよ!
カタウラ:お願いします!さて次の質問です。初めてベトナムに来る人におすすめのレストランや料理は?
フイさん:私はいつも、春巻き、フォー、ハノイのヌードル、ブロークンライス、パンケーキなどのベトナムの人気料理をお勧めしています。
レストランは NGOC SUONG SEAFOOD、HOANG YEN などが特におすすめです。どちらもホーチミンで有名なレストランです。
(フォーに春巻き、美味しいものがたくさんあります)
カタウラ:フイさんは、どうやってストレスを解消していますか?
フイさん:家で映画を観たり、友達や家族と飲んだり、家族と話したりして、バランスを保つよう心がけています。
カタウラ:おしまいに……フイさんはもうバイクは怖くないですか?
フイさん:私もみなさんと同じようにバイク交通については心配しています。でも怖がっているわけではありません。車を運転するときや歩くときに、気をつけるようにしています。
---
こんなフイさんのおかげで、私も順調にベトナムでの生活をスタートすることができました。
いいパートナーシップがあってこそいい仕事ができるのは、東京でもホーチミンでも変わりません。
Bigbeatベトナムオフィスの体制も準備万端!ベトナムでのビジネスをがっちりとサポートしていきます!
執筆:片浦
思春期をアメリカ コネチカット州で過ごす。
ビッグビート入社以来、AEとしてBtoB企業の広告、WEB、イベントを中心に手掛ける。2016年に全日本DM大賞銅賞受賞。
2017年よりベトナムを中心に東南アジアでの展示会・イベントサポートに力を入れている。
ベトナム展示施工の特徴、日本との違い(2017)
ホーチミン最大のコンベンション施設「SECC」の全貌!?(2017)
ホーチミンにきて1ヶ月半が経ちました。住まいも落ち着き、バイクの波を避けるのにも慣れたもんです。
(初めて訪れた頃。慣れるまで何度か轢かれそうになりました)
さて今回は、ベトナムのパートナー、V-Contractorのフイさんをご紹介します。
私はこのフイさんのオフィスの一角をお借りしています。
フイさん率いるV-Contractorは、デザイン設計・施工・管理を行う企業。1996年に創業して以来、高度成長期のベトナムのビジネスイベントや内装などを手掛けています。
ビッグビートが1995年創業なので、ほぼ同い年ですね。
これまでベトナム国内だけでなくミャンマー、カンボジア、ラオスでも多くのプロジェクトに携わってきたそうで、ビッグビートでも、7年前から同社とのパートナーシップで数多くの日本企業のベトナムイベント出展をサポートしてきました。
2023年は特にシンガポールとマレーシアとの仕事が多かったそうで、その年ごとにさまざまな国との取引を行っていると言います。
海外展示会でのイベント出展は、日本とは違って本当にびっくりすることが起こりがちですが、フイさんチームとはこれまで安心して仕事を進めることができています。
フイさんの人柄と仕事へのこだわり、それによって安定したクオリティが保てているからこそ、国や文化を超えて信頼されているんですね。
フイさんに、いくつかお聞きしてみました。
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カタウラ:初めてお会いしたのが2016年。その時の印象はいかがでしたか?
フイさん:ハマグチさんもカタウラさんも、とても気さくで好印象でしたよ。
カタウラ:日本では顔が鬼瓦のようだと言われますが、よかったです。
フイさん:?? カタウラさんはアグレッシブで話しやすいですね。事業の展望や戦略をきちんと共有してくれるし。
カタウラ:ありがとうございます(照)
(2016年、フイさんに初めてお会いしたころ)
フイさん:ベトナムも、コロナ禍は大変でしたよね。
フイさん:とても深刻でしたね。政府の閉鎖政策によって当社も厳しい状況となり、人員削減しなければなりませんでした。
カタウラ:今はどうですか?
フイさん:アフターコロナとなり、ビジネスはゆっくりと戻ってきています。しかし、また別の問題がベトナム経済に影響を与えています。
ロシアとウクライナの間の戦争、米国と中国の問題、我が国の国内問題などです。
当社のビジネスはというと、今年はマレーシアのクライアントとの取引もあり、昨年より大幅に収益もアップしました。
カタウラ:フイさんはビジネスにおいてモットーはありますか?
フイさん:以前は「常にベストを尽くす」でしたが、今は「常にベストを尽くし、スマートに働く」を心がけています。
カタウラ:なるほど。ちなみに私のモットーは「素直になること」と「決めつけない、つまり『焼きそばパン』をやめる※」です。
フイさん:??(微笑む)
※編集部注
『焼きそばパン』とは、ビッグビートに伝わる「焼きそばパンの教え」のこと。
かつて、忙しいイベント現場の昼食として、自分が好きな焼きそばパンを大量に用意した新人がおり、スタッフの士気が下がったことがあったと言います。これを教訓として「自分が好きなものは相手も好きだとは限らない」「相手の求めるものを考える」ことの大切さを伝えるために、ビッグビートでは「焼きそばパンの教え」が語り継がれています。
なお、このかつての新人は現在ホーチミンで元気にやっているとのことです。
カタウラ:フイさんはどんな人と一緒に働きたいですか?
フイさん:似たような性格の方で、同じビジネス観を持っている方ですね。
(ビッグビート代表ハマグチと、フイさん。歳も近く、どことなく似ている雰囲気のふたり)
カタウラ:日本企業がベトナムでビジネスを成功させるためのポイントはありますか?
フイさん:いろいろな視点があると思いますが、私からお伝えしたいのは次の2つ。
ひとつは、その地域、ローカルマーケットをよく理解して、適切な戦略を立ててプランすること。
もうひとつは、地域のパートナーと連携すること。リスク軽減になるし迅速に進めることができます。
カタウラ:私もホーチミンに来て体感することで、ローカルマーケットについての理解もさらに深まりつつあります。熟知しているフイさんのそばでビジネスを進められるのはすごく心強いです。
フイさん:ここにいる間、フルサポートしますよ!
カタウラ:お願いします!さて次の質問です。初めてベトナムに来る人におすすめのレストランや料理は?
フイさん:私はいつも、春巻き、フォー、ハノイのヌードル、ブロークンライス、パンケーキなどのベトナムの人気料理をお勧めしています。
レストランは NGOC SUONG SEAFOOD、HOANG YEN などが特におすすめです。どちらもホーチミンで有名なレストランです。
(フォーに春巻き、美味しいものがたくさんあります)
カタウラ:フイさんは、どうやってストレスを解消していますか?
フイさん:家で映画を観たり、友達や家族と飲んだり、家族と話したりして、バランスを保つよう心がけています。
カタウラ:おしまいに……フイさんはもうバイクは怖くないですか?
フイさん:私もみなさんと同じようにバイク交通については心配しています。でも怖がっているわけではありません。車を運転するときや歩くときに、気をつけるようにしています。
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こんなフイさんのおかげで、私も順調にベトナムでの生活をスタートすることができました。
いいパートナーシップがあってこそいい仕事ができるのは、東京でもホーチミンでも変わりません。
Bigbeatベトナムオフィスの体制も準備万端!ベトナムでのビジネスをがっちりとサポートしていきます!
執筆:片浦
思春期をアメリカ コネチカット州で過ごす。
ビッグビート入社以来、AEとしてBtoB企業の広告、WEB、イベントを中心に手掛ける。2016年に全日本DM大賞銅賞受賞。
2017年よりベトナムを中心に東南アジアでの展示会・イベントサポートに力を入れている。
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