Bigbeat 2023.05.15 ある社員のGW ー 有給申請のために約二千四百里

皆さん、こんにちは。
マーケティングを担当している多田です。

弊社には、入社から5年経過した社員には「リフレッシュ休暇」を付与するという、
時の流れを知らせる時報のような、素晴らしい制度がございます。
新卒から入社した私も、今年度で5年経ち、リフレッシュ休暇をいただけることに。

さてはて、どこで何をしようかと社内掲示板で妙案を募集したところ、代表 濱口から”フランス パリ”の文字が。

どうやら、ご本人はGW中にフランス パリに行く様子。
「んなところ、行く訳がない笑」
とか、余裕をこいていましたが、GW直前の4/29にある事実に気づいたのです。
GW期間中の中日の「有給申請」していないという事実に。

という訳で、有給申請&承認のサインを求めて1泊3日でパリまでの旅がスタートしました。

始まりは成田から。


5/1(月) 21:00の便、有給申請書を携えて

ヨーロッパの航空便は、昨今の情勢もあり航空路がかなり遠回りな様子。
黒海、カザフスタンを超えて、トランジット先のポーランドに到着。

かの有名なショパンの生まれた地ですが、空港名も「ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港」という、
「高知龍馬空港」のような、偉人一本足打法を展開していました。

その後、次のフライトを経て、ベルギーはブリュッセルに到着。


滞在時間は6時間。限られた時間でベルギーをエンジョイするために、ワッフルを食べながら、各種の観光地を巡るという、
タイムアタックを敢行した後に電車でパリに向かいました。



チケットを購入して、あとはパリに向かうだけと思いきや、ここで海外の鉄道あるあるの「定刻通りに電車が来ない」が無事に発動して、予定よりも100分も出発が遅れる事態が発生。隣の席に座るアメリカ人は「おい、なんで遅れてるんだ説明しろ!」など怒号を吐きながら、要所要所で自分に「お前もそう思うよな!」と同意を求める始末。もちろん私は「I think so…」と、ベルギーでスネ夫的なムーブをかましながら、フランスへと向かいました。


無慈悲に通告される100分遅れの文字

そして…遂に!二千四百七十一里(=9,706km)の距離を乗り越え...パリに到着!



パリも地区ごとに比較的安全な地域とそうでない地域に分かれます。
安全面と100分遅れを考慮して、確実に到着出来そうなタクシーを使って合流地点に向かいます。


パリの街並みは、驚くほど屋外広告がなく、あるのはハイブランドの広告のみ

そして、約束の地「アルマ橋のふもと」で、感動の再会を無事に果たし…



こうして、無事に有給申請のサインをいただいた後は、濱口ご夫妻の泊まるアパートに転がり込み、気持ちはまるでパリジェンのごとくパリの最初で最後の夜を過ごし、翌日はジュテームの壁で愛について語り、帰国しました。

パリでの活動時間は8時間。短くとも、楽しいパリでございました。

追記:
後日、パリまでの旅費を経費申請したら却下されました

追記の追記:
弊社は有給申請はデジタルで可能です。弊社への入社を検討中の方はご心配なく
 
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