Bigbeat 2022.05.26 「だから、ここにいる」―今改めて考える “ここ”を選び続ける理由とは


「人生は選択の連続である」というシェイクスピアの有名な言葉がある。
その言葉のとおり、私たちは様々な選択を積み重ねて、今この場所に立っている。

そんな選択の連続である人生の中で、昨年10月にある大きな選択をした男がいる。
10月に新しくビッグビートの一員となったクリエイティブディレクターY氏。
転職という人生の大きな選択でBtoC業界からBtoB業界という全く異なる業界へ飛び込んだ彼は、
またしても大きな選択を迫られることになる。

「315の企画演出を頼みたい」
ビッグビート代表の濱口に呼び出され、そう相談されたのはまだ入社3か月にも満たない今年の年明けのことだった。

315とは、3月15日、ビッグビートの創立記念日である。
この相談の裏には、3年後の30周年に向け、今一度自分自身がビッグビートで何を思いどんなやりがいを持って働いているのか、
その理由を社員に考えてもらうきっかけをつくりたい、という代表濱口の想いがあった。
まだ入社して3か月、コロナ禍で社員全員と会うこともままならない中で、
Y氏はまだビッグビートをよく知らない自分自身がディレクションをして本当にいいのだろうかと考えた。
でも、ビッグビートを知らない自分だからこそ、第3者の目線で代表濱口と社員のオモイを繋ぐことができるはず。
“とにかくやってみよう”と仕事に取りかかったY氏。(そもそも“やらない”選択肢があったのかどうかは、この際置いておくとする)

その後何度か打合せを重ね、動画をつくることを決めた。
しかし、動画というのはあくまで結果的なアウトプットだった、とY氏は言う。

「最終的に動画という形になりましたが、言ってしまえば動画でも記事でも漫画でもなんでもよかったんです。
大事なのは、インタビューをして考えて言葉にする時間。
質問に対して、昔を思い出して楽しかった記憶や懐かしい思い出、そんなことを思い出しながら、自分にとってビッグビートがどんな存在なのかを話す。
その瞬間こそが今回の企画の核となる本質なのではないかと感じました。」

そう語るY氏の言葉のとおり、動画にはひとりひとりが真剣に、時折照れくさそうにしながらも、
自分がビッグビートを選んだ理由、そして今ビッグビートで働く理由を赤裸々に語る様子が映っている。

ビッグビート入社時、オモイの強い会社だなと感じたというY氏。
”社長のオモイが強い会社。でも同じくらい社員も熱いオモイを持っている会社だと思った“と今回のインタビューを通しての感想を語る。


『あなたにとって“ここ”はどんな場所ですか?』
その質問に対する答えは三者三様だ。
成長できる場所、世の中を教えてくれる場所、やりたいことができる場所、存在意義を確認する場……

「みんな言ってることはバラバラだったけど、同じ方向を向いていたように感じた」
そう話すY氏氏は、今回のインタビューを通じて改めて“ビッグビートらしさ”を体感したという。


※動画制作時の絵コンテ


人生の岐路に立ったあの時に、ビッグビートという居場所を「選択」した私たち。
その後も様々な選択を重ねてきたからこそ、今“ここ”にいる。

『 だから、 “ここ” にいる 』

この言葉の“ここ”が指す場所、それは必ずしもビッグビートという会社を指すものではない。
私たちがたくさんの選択肢の中から選んできた道、今この瞬間の自分自身が立っている場所。
その選択を振り返ったとき、自分自身のよりどころとなる想いが必ずある。
それが私たちが今“ここ”にいる理由なのだ。


 
 


取材/文 小塚
 
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