Bigbeat 2021.11.01 CLS高知が今アツい! 「コミュニティ」を知らなかった新卒2年目が、コミュニティの力を目の当たりにした2日間
(CLS高知2021の集合写真*登壇者の喜多羅さんのFacebookより引用)
皆さん、毎年高知で開催されている「コミュニティリーダーズサミットin高知」をご存じでしょうか?
コミュニティで中心となって活躍する「リーダー」の方々が"課題先進県"と言われる高知に集まり、
コミュニティの在り方や考え方、知識やアイデアを共有するイベントです。
情報交換や、新しい人との出会いにより、コミュニティを広げていく。
そして新たな輪が、イノベーションが、生まれていく・・そんな発見でいっぱいのイベントです。
コミュニティの聖地と言っても過言ではないその現場に、入社2年目、コミュニティ初心者の越膳が参加してきました。
越膳が高知で感じた、コミュニティのパワーと高知の魅力を余すことなくお伝えします!
高知に行ったことがない私に、きっかけは突然訪れた
「今度のCLS高知、ぜひ越膳に登壇してほしい」
そんなマーケ部長の一声で突如として参加が決まったCLS高知。
当初はオンラインの予定でしたが、そこは元バックパッカーとしてならした脚力と行動力を持つ越膳、
部長を説得し、社長に掛け合い、行ってきました in 高知!
飛行機で約1時間半。人生初の高知に降り立ち、前日の夜に訪れた高知名物「ひろめ市場」では見ず知らずの大学生・サラリーマンと相席ついでに酒を酌み交わし、高知の美味しいお酒や、高知の大学生の娯楽、人生についてなど語り続け、高知への期待値は最高潮です。
(高知駅に飾られている3名の肖像)
迎えた当日。
ぎりぎりまでプレゼン練習を重ね、いざCLS高知その場所へ。
しかし会場に向かうまでに1つの大きな難題が。路面電車の乗り方がわからない・・・
勇気を出して近くにいた女性に尋ねると、「もしかしてCLS高知に向かってますか?」
なんと、尋ねた方もCLSの参加者でした。
素敵な出会いに感激しつつ、自己紹介をしながら一緒に会場へ向かいます。
会場に到着すると、さすがはコミュニティリーダーたちの集まり。活気に満ち溢れ、会場全体が熱気に包まれています。
見回すと、会場にいるほとんどの方が同じオレンジTシャツを身に着けています。なるほど、これがCLS高知の正装なのか・・・とさっそく越膳も同じTシャツを着用。
(Tシャツのデザイン。左胸に小さくCLSロゴとカツオのシルエット。背中ではカツオがCross the border しています。 )
先ほどまでは、誰も知らない・・と少々怯えていましたが、もうこれで皆さん仲間です。心強い一体感を得て、先ほどまでの不安はどこへやら・・・ワクワクでいっぱいです。
首に下げる名札が配られ、名前、所属、交換可能なSNS、一言を記入するスペースがありました。
一言欄には「初参加です!美味しいグルメを教えてください」としっかりアピールも忘れず、いざ本番です。
聞いているだけじゃない、参加者としてのコミュニティへの貢献方法
どんなコンテンツが当日展開されていたのかを一部紹介させていただきます。
今回のタイムテーブルは、
1:”power of the community"は如何にして作られるか
小島 英揮さん(CMC_Meetup 発起人/Still Day One合同会社 代表社員)
長橋 明子さん(Asana Japan)
武貞 真未さん(Code for Japan)
2:ワーケーション実践者が語る「自分の関係人口」の増やし方
吉冨 慎作さん(土佐山アカデミー 事務局長/内閣府地域活性化伝道師)
喜多羅 滋夫さん(喜多羅株式会社)
岡林 雅士さん(O-SHIKOKU合同会社/高知大学こうち観光カレッジ修了生ネットワーク代表)
小林 洋実さん(Startup Weekend 高知/ノーコードエンジニア)
そして司会は小林洋実さん。ワーケーションを実践されていて、海の近くでイス一つで仕事をするのが好きとのこと。とても素敵です。
1つめのセッションでは、コミュニティのもつ力やメカニズムについてのお話をいただきました。
その中でも、コミュニティを作るうえで大切なポイント3つが印象に残りました。
-
Delight 喜んでもらう
-
Spotlight 脚光を当てる
-
Co-create 一緒に盛り上げる
自分のコミュニティ参加者としての実体験と重ね合わせて聞いていました。自分も過去にコミュニティと思われるグループにいた事がありますが、この3つすべてがそろっていたような気がします。
そして、まさしくCLSのことじゃないか!?と今振り返って感じています。
また、コミュニティをお味噌汁の味噌とダシに例えた「味噌汁理論」も大変わかりやすく納得をしました。
(味噌汁理論、気になった方はぜひBigbeat越膳まで!)
2つめは、越膳も気になっていた今注目のワーケーションに関するセッション!
ワーケーションと関係人口のお話を聞いていて、バックパッカーと似ているところがあるなと感じました。
偶然出会った人と時間を共にして、新しい考え方を知り、自分の世界が広がっていく・・。自分も旅の中で、たまたまイギリスで出会った人におすすめされたスペインに行って、そこでまた新たに出会った人がなんと日本に留学する予定で、翌年日本で再会する・・なんてことがありました。
自分の世界が広がるワーケーションに、ますます興味がわきました。もっともっと関係人口を増やしたい!ワーケーション、ぜひやってみたいなぁと新たな目標ができました。
今回、イベントを通してひとつのハッシュタグ「#CLS高知 」が使われていました。
CLS高知では、Twitterで感想や学びをリアルタイムで発信するようになっているとのこと。
イベントが終わった後でもハッシュタグ検索をすると、イベントのすべてがぎゅっと詰まったスレッドを見ることができるのです。
しかしまたここで大きな難題が。越膳、Twitterをやっていない・・・
というわけで急いでアカウントをつくり投稿してみることに!
これが案外難しい。投稿文を考えているうちに、話の内容はどんどん変わってしまいます。
タイムラインを見ていると、参加者の方々のツイートがとんでもない速さで流れていきます。
それだけでなく、内容も要約されきれいにまとまっている・・・なぜ話を聞きながら同時進行でこんなに高度なツイートができるのか?Twitter初心者の越膳は驚きを隠せません。
これは越膳の考察ですが、CLS参加者の皆様は普段から"アウトプット"することに慣れているのだと感じました。インプットした情報をすぐアウトプットする、アウトプットすることで自分の学びになる・・・CLSの後に何人かの方とFacebookを交換したのですが、皆さんFacebookの方も高頻度で投稿をされていました。
SNSで発信をすることで、自分を知ってもらえるし、自分の学びにもなり記憶にも残る。反応もしてもらえて、自分の関係人口が増える・・プラス面しか見つからない!ということで、私もアウトプットをするように心がけていかなければと強く感じました。
どのようなアウトプットがあったのか気になる方はこちら。
そんなことを思いつつ、目まぐるしい熱気とともにイベントはつつがなく終了。
あ、肝心の越膳のプレゼンはどうだったかと言いますと・・
ご想像通りとても緊張しました。足もガクブルです。
ですが、皆さんリアクションと共に大変よく聞いてくださり、とても嬉しかったです。
プレゼン後に参加者の方々が、良かったよと伝えに来てくださり、嬉しさ倍増でした。
私のプレゼンタイムでは、ICHIのプロジェクトについてお話しさせていただきました。
これを機に、ASEANや海外とのつながりにご興味をお持ちの方とつながれたら嬉しいです。
ご興味のある方はぜひ下記を覗いてみてください!
コミュニティの力をまた一つ体験した「大人の遠足」での出来事
そんな感じで無事成功をおさめたCLS高知ですが、実はイベント後にもうひとつの楽しみが待っていました。
須崎市の素敵スポットやグルメを堪能できる、題して「大人の遠足」なる素敵なツアーが、イベント翌日に企画されていたのです!ですが、私は予約が間に合わず・・バスの定員オーバーで参加ができませんでした。仕方ないので自転車を借りて自力で高知内を走り回ろう!と思っていた矢先、コミュニティの力を感じる出来事が起こりました!
CLS高知本編の後の懇親会にて、同じテーブルに座っていらっしゃった松田憲明さんからあるご提案が。
「明日、僕車で参加するんですけど一緒に行きます?」
・・・はい!ぜひお願いします!
天の助けとはまさにこのこと。松田さんに急遽車に乗せてもらえることとなり、遠足に参加できることになりました!
(松田憲明さん@仁淀川)
松田さんは、医療品の会社で働きながら、趣味のアウトドアサウナを広める活動をされているそう。実は本編の前に仁淀川でアウトドアサウナをするワーケーションツアーも行っておりました。
※ワーケーションの模様は、参加者の萩原さんの動画がおすすめです。
ぜひご覧ください。
参加したかった・・・!次回は絶対参加する約束をしたので、来年も高知に行きたいと思います。
「大人の遠足」では、須崎市内のいくつかのスポットへと足を伸ばしました。
ちびっこ島木彫り館、薪ストーブ専門店 おのストーブさん、ジビエ浦ノ内企業組合・・・どこも自力で回っていたら行けないような素敵な場所です。
(帷子﨑からの眺め)
たくさんの木彫り像が並んだ圧巻な景色や、想いを込めて作る手作り薪ストーブで炊いたお米やピザ、イノシシジビエに目の前で捌いたばかりのお刺身!
まさに高知を五感で体感できる素敵なツアーでした。