やってみた 2018.04.26 宇宙技術見本市「SATELLITE 2018」レポート 【会期~撤去編】

こんにちは、スズキです。

皆さんはアメリカの展示会って、どんなイメージをお持ちですか?

怒涛の演出で派手で豪華…
大声で呼び込み…
かわいいコンパニオンさんがあちこちでノベルティを配ってる…
いろいろと規模感が大きいはず!

実際に行くと、規模感については間違いなく、
「え、それありなの?」「逆にこれはやらないの?!」などなど、当日も驚きの連続でした。

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初日、無事に映像機材も設置して準備万端!ということで開会。

専門展示会ということもあり、割と簡単なアナウンスで開会して来場者がどんどんやってきます。
折角なので、来場者目線でいろいろとみてみました。



 

Registrationが厳重!





今回の展示会の来場者は、お金を払って展示会に参加しています。
もちろん日本のイベントもRegistrationはしっかりと行っていますが、アメリカの展示会はチェックがより厳重。

まず展示会が行われる建物に入る際に、Registrationを済ませるように案内されます。
そして展示会場に入る際もスタッフが数名スタンバイ、つけていないとボディで防御!という感じで入れません。

ちなみに、会期時間が終わると、出展者バッジをつけている人以外はすべて外に出るようにスタッフが巡回に来ます。
(出展者の方でも来場者用のバッジをつけていると出るように言われます)

そういうところはかなり厳しいように感じました。
 

混むのは初日!最終日はほとんど来ない

日本では、展示会初日→中日→最終日と来場者が増える傾向にありますが
アメリカでは初日が一番混むことが多いそう。

実際に今回の展示会でも新しいビジネスチャンスを早いうちにゲットしたい来場者の方たちで盛り上がっているようでした。
逆に最終日は来場者がとても少なく、出展者同士の交流が行われていました。





ノベルティやチラシなどの配分は、考慮した方が良さそうですね。
 

リードはQRコードとタブレットで取得

バッジについているQRコードを、専用アプリケーションをいれたタブレットを使用して読み取ります。
日本でもよく見る蓄積型のバーコードリーダーよりもビジュアル的に取れたかどうかが分かりやすく、便利に感じました。

タブレットの電池残量がどんどん減るので、受付に充電用電源タップは必須です!
(ちなみに、英語で電源タップは「Outlet」)
 

コンパニオンさんがいない…

日本の展示会でよく見る「コンパニオンさん」らしい人がほぼいない!

受付に社員と話したい方がやってきて、社員も積極的にご案内して、と良い循環ができていました。



日本でも、コンパニオンが名刺情報を収集するためにブース周辺にずらりと並ぶ、というのではなく
社員とコミュニケーションをとれる場づくりをしたほうがいいのではないでしょうか。(笑)
 

アルコールOK!

来場者にビールやワインを提供したり、コーヒーもバリスタが入れてくれたり、某高級アイスクリームを配布していたり、と
アメリカでは主催の指定の業者に依頼し、キオスクをブース内に設置することも多いそうです。

「このブースは毎年OOを出しているから楽しみ!」
「このワインと日本酒を飲み比べてみるよ!」なんて来場者もいらっしゃったり…


日本酒を升で!


搬出もひと苦労…

会期終了後、手間取ったのは搬出でした。

日本だと、会期終了後に搬出業者さんがブースまで資材を取りに来てもらうことが多いと思いますが、
こちらの展示会は違いました。
主催の指定業者が搬出する荷物をすべて取りまとめ、指定の場所に来た業者に渡していくような形です。

時間の融通が利かないのがとても大変。さらにルールを守らないと請求額が増える。うまくやりくりすることが必要になります。
現地パートナーに助けられて何とか無事に搬出完了しました。


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当日運営、搬出編も日本との小さな違いがたくさん見つかりました。
日本の展示会でも活かせることがありそうです。
 
さて次は最後のレポートです。
英語が話せない私がおすすめする、海外出張お役立ち情報をご紹介します!


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執筆:スズキ


(これはフォード劇場の入口です)

お祭りやイベント好きが高じてビッグビートに就職。年間80公演以上の舞台を見に行く観劇オタクで給料のほとんどを観劇資金に費やす。
ミュージカル、ストレートプレイ、小劇場から帝国劇場までなんでも観るが、特に好きなのは2.5次元系(漫画・アニメ・ゲーム原作)の舞台。
クライアントとお話しするのが好きで、セミナー・カンファレンス運営、展示会の施工運営を中心に活動中。
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