やってみた 2018.03.20 目指せ平昌!オリンピック会場へ!
こんにちは、ogaです。先日オリンピックの行われる韓国に弾丸で行ってきました。前編では韓国のデジタルサイネージ広告と展示会をお伝えしましたが、後編では旅の二日目、平昌からのレポートをお届けします。盛り上がるオリンピック会場で、企業のイベントプロモーションと2020年東京の働き方が見えました!

目指せオリンピック会場!
二日目は朝から平昌オリンピック会場に向かいました。ソウル駅からKTXという高速鉄道で約1時間半かけてジンブ駅までたどり着きます。
ジンブ駅からはシャトルバスで会場まで送迎がありました。
私は平昌オリンピックプラザという、開会式・閉会式の行われた会場に足を運びました。


聖火台はシンボルとして観光客のフォトスポットになっていました。

会場の中はさすがに見ることができませんでしたが、(チケット持っていなかったので!)
外からギリギリ覗いたところには、大量のゴミ袋が積まれていました。


観光客の出すゴミなのかと推測しましたが、搬出がしやすいように入口の近くに置いてあるでしょうか。
来場者が楽しく過ごすことができるのも、こうした裏側での管理があってのことだと感じました。
でもきっと東京オリンピックでは、人目の触れる場所には置かないだろうな…。
オリンピックの企業パビリオン
オリンピックプラザにはこれだけではなく、政府やスポンサー企業のパビリオンがありました。KEPCO:韓国電力

都市の歴史を映すような横長の大型スクリーンや、VR×乗り物で体験するアトラクションが多数ありました。

VRを体験している人がどんな映像を見ているのか、連動しているモニターに映し出されていました。

大人から子供まで、大勢が入れ替わり立ち代わり、体験をしていました。
サムスン

Apple storeのような雰囲気の空間で、サムスン製品の紹介とVRの体験が行われていました。


私もイベント企画の際にGalaxyを利用したVRを提案に取り入れることもあり、サムスン=VRというイメージでしたが、VR以外にもお絵描きのできるタッチモニターやキネクトのようなインタラクティブモニターなどもあり、モバイル端末以外にも様々な製品のリリースを行っていることがわかりました。
さすがに人の入りが一番多いパビリオンでした。
ICTパビリオン

政府が出しているICTパビリオンでは魚型のロボットが泳ぐ水槽やARを活用した地図アプリの紹介などが行われていました。
ロボットが水の中を泳ぐ…なんて光景は私自身初めて見て驚きましたが、何よりもロボットの動きが魚の泳ぎそっくりで、その滑らかな動きに見とれてしまいました。


ARのマップは写真の上にアイコンでカフェなどの施設が表示されるような仕様で、外国人でも直感的にどんなお店があるのかわかるようなアプリでした。
Google Mapのアプリは現地語でしか表示されず、言語対応をしていないので、東京オリンピックまでにこういった直感的なマップが使えるようになると、観光客の消費が増えるのではないかと思いました。
また、平昌の会場にはパビリオンを設けていないスポンサーも、ソウル市内の駅や施設で広告やイベントが行われていました。

コカ・コーラはソウル駅のメインゲートを入った構内、一面に広告が掲出されていました。
昨年4月にオープンした、第2ロッテワールドタワーにはOMEGAの展示スペースがありました。
このタワーは国籍問わず、終日多くの人でにぎわう施設です。

パビリオンはVRがとにかく盛んだったのと、街中にはデジタルサイネージであふれていることから、やはり韓国は液晶・モニターの産業が格段に強い国なんだと実感しました。

飲食店のメニュー表示もデジタルサイネージ!(日本だとまだまだ印刷された看板が多いですが)
2020東京オリンピックへの不安
今回はシャトルバスでスムーズに移動できましたが、本当に多くの人で賑わっている様子を見る限り、東京は電車も車もめちゃめちゃにひどい状態になるのではないか…と途方もない不安感に襲われました。クライアントのオフィスに行くまでにどれだけの時間がかかるんだろう…その期間は在宅勤務をしたほうがよさそうです。
韓国のみなさん、ありがとう。
また韓国ではたくさんの優しい人々に助けられました…・COEXを行く循環バスで降車ボタンを押すタイミングを間違えて停車駅を通り過ぎてしまったけれど、信号待ちのタイミングを計って私とキャリーバックを下ろしてくれた運転手さん。
・SPOEXの受付で日本語対応をして登録をしてくれた大学生ぐらいのお姉さん。
・平昌行きの電車の発車5分前に予約した座席に座っていたら、「この電車、釜山行きだよ!」と教えてくれた、ご夫婦。
皆様本当にありがとうございました。
近々また、食べきれなかった美味しいものとおいしいビールを飲みに行きたいと思います!もちろん仕事で!
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執筆:oga
持ち前の元気と安定感で、クライアントをあらゆる方向からサポート。休日は勉強のためと頻繁に夢の国に通い、社内では秘密結社をつくり、すんごいことを企んでいるとの噂。