Bigbeat 2017.09.27 グリーンカレーを喰らってハラを壊した、もとい、ハラを決めたのだ!
ビッグビートは、かつて「ハワイ」に支社があったことをご存知だろうか?
まだ、西葛西で創業して間もない頃である。
あの頃は、シリコンバレーが良くも悪くも、今以上に元気な時代だった。
いつかは、メインランドの西海岸に進出したい!
そのための、まずはハワイ!
そんなオモイだった(ような気がする…)
当時、ビッグビートは、広告ビジネスと旅行ビジネスを生業としていたこともあり、いくらなんでもハワイでは、広告ビジネスではメシは喰えんだろうということで、旅行ビジネスで会社を立ち上げたのだ。
結果としては、この事業は他社へ譲渡をして、撤退することになった。
(今でも、事業としては他社が継続して存続しているようだ…有り難い!)
それでも、私たちは「いつか再び海外へ」というオモイを密かに持ち続けていた。
2008年のリーマンショックの激震で、売上は半減したものの、かろうじて沈没することだけは逃れ
お蔭様でビッグビートは昨年「ハタチ」を迎えることができた。
曲がりなりにも成人である。
今年の正月…
私は「第2の創業の年にしよう」と思いを新たにした。
「いつか再び…」から10年以上もの年月が経ち、世界も大きく変わった。
シリコンバレーも魅力だけど、身近な東南アジアはもっと熱いぜ。
「やってみるか!」
そう決めたら、即行動だ。
JETROの東南アジア各国の担当者を見つけては話を聞きに行き、ウチの強みを活かせるところは何処なのか?を探って回った。
で、タイに進出をしてみようかと。
どの国もそれぞれの魅力があるけれど、製造業が活発で、BtoBマーケティングに大きなポテンシャルを感じた事。
それと、将来ASEANというマーケットを見据えた時の、タイのASEAN域内での地理的なメリット。
結局、世の中は51%のメリットと49%のデメリットで成り立っているのだ。
そして、この数か月、実際にバンコクに出向き、様々な方々にお会いしてお話を伺って回った。
バンコクでは、東京ビッグサイトよりも立派な展示会場施設があり、年間50以上のBtoB展示会が開催されている。
それにも関わらず、BtoBマーケティングのノウハウを提供されていない。
さらに、企業のIT化が途上である。
チャンスである!
こういう時の我が社の意思決定は驚異的に早い。
10月から3ヶ月間、JETROの支援を受け、JETROバンコクオフィスに入居させて頂くことになった。
その間、会社設立準備、人材採用、パートナー開拓、顧客開発を行い、
2018年1月からは「Bigbeat Bangkok」として創業を目論んでいるのだ。
そんな七転八倒の日々を赤裸々にお伝えできればと思っている。
齢五十を過ぎたAIDMAアドマンの奮闘記になれば本望なのだが、はたして何ができるか?
まっ、命までは取られまい!
「成功の反対語は、何もしない事」と誰かも言っていたな。
それに大好きなグリーンカレーもたらふく喰えるしな。
バンコクでのグリーンカレーが私の背中を押してくれたのであります。
暖かく見守って頂ければ幸いであります。
<Written by Golden Child>