やってみた 2017.05.08 ユニークなセミナー&イベント会場【東京】|クルージングレストラン・シンフォニー

船に乗ってみると、思っていたよりも部屋が広くてスペース感があることにびっくりしました。

「窓が大きいから、広く感じますよね。」とご案内してくださった営業部課長代理の米本さん。窓からは、青空と海がはっきり見えました。

 

シンフォニー モデルナ
 

今回私は、シーライン東京のシンフォニーモデルナという約2600トン、最大積載人員600名のクルーズ船に乗せていただきました。
晴れてとても気持ちの良い最高のタイミングでした。

「他の会場とは違って、動いて、景色と一体化できるベニューを提供しております。動くバンケットホール。エスケープベニューと呼んでもいいでしょう。日常からちょっと離れることができます。」と企画・広報の小池さんは続けます。

確かに、海からの空気を肌で感じ、リフレッシュできる会場だと感じました。回りを見渡すと、東京タワーやスカイツリー、レインボーブリッジ、お台場など、東京の有名な風景も目に入ってきます。

モデルナ 3Fデッキからのレインボーブリッジ
 

2020年の東京オリンピックの風景も!

「あそこがオリンピックの選手村になるところですね。オリンピック関連のスポンサーやアスリートの講演会などのお話も出てきています。いろいろ可能性が広がりますね。」
 

 
東京オリンピックの選手村が!
 

船の乗り場はゆりかもめ 日の出駅より徒歩1分の日の出ふ頭にあります。東京ビッグサイトも近く、展示会でのビジネスの後、観光やアフターパーティとして利用しやすそうです。

シーライン東京はシンフォニー モデルナとシンフォニー クラシカ、二つの船を保有しています。
 

 
モデルナの一番大きな宴会場「エンペラー」
 

私の地元は海から遠くて、あまりにも船に詳しくないので船ではどのようなことができるのか聞いてみました。

「なんでもできますよ」という米本さんの答えに、またびっくり。

「クライアントのニーズに応じて演出することができます。例えば乗船までの通路にレッドカーペットを敷いたり、デッキではちゃんばらショーや空手を披露したり、レーザーで海面に社長からのメッセージを写ったり、花火を打ち上げたりもできます。ご希望があれば、ご遠慮なくご相談ください。」
 

 
モデルナ「オープンデッキ」
 

ビジネスとしてはどんな風に利用されますか?

「よく新製品の発表や、記者発表会などでご利用いただきます。特別な雰囲気があるから、PRの側面では役に立つ会場かもしれません。またVIPの部屋や商談室を簡単に準備できますし、大体の部屋は音響もあり、プロジェクターも準備できます。プレゼンや講演が終わったら、宴会ホールでお食事・パーティーを行う、という流れが多いですね。」
 

 
モデルナ 「ファンタジー」は専用オープンデッキで部屋が海につながっているようです
 

印象に残ったイベントはありますか?

「アニメの完成披露試写会を船でやりました。また最近は自動車メーカーが横浜の大さん橋で新車発表会をした後、アフターパーティとして我々の船をご利用いただきました。横浜港までお迎えに行くことも手配できるのですよ。プロジェクションマッピングで倉庫をライトアップし、とても大がかりな演出でした。」
 

 
モデルナの「アリア」。風雅で心地よい部屋でした
 

「私は…」小池さんは続けて「美術展のイベントが素晴らしかったと思います。船が「動く美術館」になりました。」

おふたりのお話をお伺いして、海の上でのイベントの可能性を感じてとてもわくわくしました。

でも、船の会場として、難しいことはないですかとさらに聞いてみます。
 

 
モデルナ「ポロネーズ」。窓が広く、デッキともつながっており、スペース感が素晴らしい

「海の揺れで酔ってしまうとか、体が不自由な方が乗れないなどという問題があると思われているかもしれませんが、実はそんなことないんですよ。船が動くと、ほとんど揺れを感じられないですし、またクラシカはエレベーターもありバリアフリーでデッキまで行けます。ひとつだけ、待ち合わせができないということはありますね。残念ながら、イベントを開始したら、遅れた方をを乗せることができないのです。それはルールとかではなく。ただ、船が出発したら…乗せられないですよね。」

確かに!それを聞いて笑いながら、シンフォニー クラシカの次の部屋を見せていただきました。

「ここはデッキと繋がっているから、ドアを全部開けたら、外と中が、一つの広いスペースになります。上からデッキも見られますし、ここのデッキではスピーチやいろいろな演出が行えます。」
 

 
クラシカの「潮風テラス」。ドアを開けたら、外と内がつながるスペースが現れます



どんなことができるのでしょうか?

「結婚式として人前式をする、という利用が多いのですが、落語や楽器の演奏なども行ったことがあります。風船もリリースすることができますし。柔軟性のあるスペースです。」

素敵…、と思わず口から漏れてしまいました。

「クラシカはチャーターもおすすめです。ご予定があれば…ぜひ!」と小池さんに笑顔でいじられました。
 

ところで、どのようなお客さんがよくきますか。海外からの人たちは?と話しを変えてみます。
 

 

クラシカ「メヌエット」

「お客様は日本全国から、また毎年ご利用いただく長い付き合いのお客さんもたくさんいらっしゃいます。海外からのお客様、それも世界の要人や有名な方々も、我々の会場を選んでご利用くださいます。

それは、短い時間で、東京を気軽に経験できるということがポイントになっていると思います。海外からのお客様、特にビジネスでいらっしゃるお客様であれば、あまり時間がないでしょう。この船でクルーズを通して、東京の景色や日本の食事を味わっていただけると思います。

海から見た東京はきらきらとして地上で見るのとは違ってまた綺麗ですよ。」
 

 
モデルナ「エロイカ」の専用サンデッキ。VIP用にもふさわしい雰囲気

私も飲み物を手に持ったまま、ラウンジチェアに腰をかけて、太陽と海の空気をあびながら、景色を楽しみたくなってきました。

東京を短時間で楽しむための、海の上でのイベント。

船を歩きながら、確かに、アイデア次第でなんでもできそうだなと感じました。
-------------------

今回のユニークベニューは シーライン東京 東京ベイ・クルーズレストンラン シンフォニーでした。
ご興味があれば、ぜひサイトを訪れてくださいね。詳しくはこちらです。

また、ご興味があれば、英語版も見てみてください~
Visiting Unique Venues in Tokyo! Symphony: Sealine Tokyo Symphony

以上、アドキンズのレポートでした。

Recommend
Ranking
  1. 旅する広告屋 Think Local & Go Global !
  2. 【ビッグビート流内定式】広告という仕事の入り口に立った日
  3. Excelの入力制限―原稿の文字数上限を設定する
  4. 【2019年版タイレポート】 実はバンコクってこんなところ!
  5. マーケティングとデザインで未来を変える〜25周年特別企画・第6章クリエイター平田さんとの対談〜
Mail magazine