Bigbeat 2021.03.02 アドマンに俺はなる!~悩める男の挑戦~|アカウントチーム・樋口

「ビッグビートの部屋~PEOPLE~」へようこそ
仕事もプライベートも楽しむビッグビート社員たちのウラ側(オモテ?)を、ちょっぴりお見せするコーナーです。
(注)時々マニアなネタも飛び出します


Today’s ~樋口の部屋~
ビッグビートにおもしろいヤツがやってきました。笑いをとことん追い求める目立ちたがり屋なアカウント(営業)チームの樋口。

入社当初に聞いた、社会人になったら叶えたい夢は「日本国民の脳に焼き付く広告を作ること」だった彼ですが、仕事をしていく中でちょっと変わってきたようで・・・?

   

 

本棚は僕の外付けハードディスク

—まず、ビッグビートどんな仕事をしているか教えてください。

営業の仕事をしています。イベント企画運営の仕事や、自分の営業担当以外のお客様の配信現場にディレクターとして入ることもあります。現場では、講演者の方の動きを見ながら全体のタイムキープをしたり、今だとソーシャルディスタンスの関係で講演者同士が適切な距離が取れているかを見て配信現場のセッティングをしたりしています。



—好きなことはありますか?

本が好きです。小説や漫画を読むのも好きなのですが、集めるのが好きなんですよね。コレクションみたいな。将来は、一部屋丸々本棚っていう部屋をつくりたいと思っているくらいです(笑)

元々絵を描くことやストーリーを考えることが好きだったんです。「こうだったら面白いな」みたいな妄想というか。

小説なんか読んでいると、自分で情景を思い浮かべて頭の中で人を動かすことができるので、その時間がすごく好きです。

ー読書はいつから好きだった?

小学生の時からです。きっかけははっきりしていないのですが、ハリーポッターなどの大きい物語を読んでそこから学級文庫とか漁っていたかな・・・

好きなジャンルは、ミステリー・サスペンス・日常系とかですね。
「青の炎」というミステリー小説が好きです。


ー集めることも好きなんですよね?

はい、それは単純に達成感を感じられるからですかね(笑)
僕は本を読むのが好きなので、本屋が好きなんですが、本屋と同じ空間が自分の部屋にできていくこと、「あれ読みたい」と思ったときに「あるある」という状況になるのがいいなって思うんです。

だから自分の頭の中を具現化させているような感じがして楽しいんです。
読み返したりはあまりないかもしれないのですが、外付けハードディスクみたいな感じで記憶の容量が本棚に現れるみたいな。「これ全部自分の頭の中に入ってるんだぜ」みたいな(笑)

実家では弟とシェアしながら本を読んだり集めたりしていました。漫画だけでも500冊くらいあったと思います。


 

僕が広告業界に入った理由

ー本が好き、ということが今の生活に何か影響を与えていることはありますか?

そうですね・・、広告業界に入ったことがそれに値すると思います。

先にも話した通り、物事を想像することが好きだった。絵を描くのが好きなのも、その想像したことがをカタチにできるのがおもしろかったから。

そういうこともあって、おもちゃ会社に入りたいなと思っていたんです。
自分が思い描いている「これ面白いんじゃない?」という想像をかたちにして人に与えて喜んでもらえること、それがなんか良いなと思っていて。

根本にあったのは、自分の頭の中にある「こうなったらいいな」という想像をカタチにしたい、というところでした。

それを、大学の就活アドバイザーの方に相談したところ、「おもちゃだとおもちゃというカタチにとらわれてしまうけど、広告業界などの無形商材だったらカタチにとらわれずに自分の表現したいものが表現できるのではないか」とアドバイスしてもらったんです。

そこから広告業界を調べ始めて、ビッグビート入社につながりました。


ー自分で思い描いた世界をカタチにすることに憧れを持っていたんですね。絵や文章を書く仕事をしてみたいと思ったこともあったのでは?

あ、なので一時期漫画家になりたい時期がありました。
美術の専門学校に行きたいと中学生の時に言ったことがあって、実際に絵をかいて親に見せたことがあったのですが、「中途半端」と一蹴されて潔く諦めました(笑)

ーそれは残念でしたね・・(笑) 絵や文章以外に、何か企画を考えてカタチにすることなどについてはどうでしたか?

高校の時に生徒会長をやっていて、文化祭や体育祭などの行事で前年の問題点や反省点を改善する工夫をしたり、その時々に出てくる要望を叶えたり、そういうかたちで企画を考えることはありました。

企画自体も好きでしたが、僕は人に注目されたいって思っちゃうんですよね。「こいつおもしれー!」って思われたかったんです(笑)
だから、面白い考え方とか物の見方をするなと思う友達がいたら、その友達と仲良くなって、言動を観察して自分に蓄えていくようにしていました。

ビッグビートの一次面接も、すごいおもしろい人間になりたくて(笑)


ー主人公になりたかった?

そうかもしれないですね。確立した存在になりたかったかもしれないです。バーベキューやろうってなったときに、絶対呼ばれるような人間というか(笑)

他人から笑ってもらえるのがすごく嬉しくて。自分が誰かを笑っているより笑ってもらう方が嬉しいんです。笑ってもらうって、自分が影響を与えている状態ってことだと思います。僕は、影響を与えられる人になりたいんです。逆に自分が影響与えられている状態になると、確かに面白いので笑えるのですが、やっぱりちょっとどこかで悔しいと思ってしまいます。負けず嫌いなんですかね。



 

アイディアを思い描くことの難しさを痛感

ー広告会社でも思い描いているものをカタチにすることはできそう?

できているかと聞かれると「まだ」です。
でも、物事を考えるには、責任が要るんだなというのは今までの違いとして感じることでした。今までの想像は責任を伴わないファーストインプレッションだったので、背後に関わっている人のことなどは考えていませんでした。
お客様との打合せでも「こんな感じでいいんじゃないですか?」とは絶対言えないじゃないですか。
そこには金銭的な責任もあるし、ビッグビートとしての発言であることの責任もあるし、任せていただいている責任もあるし・・そういうことを意識すると、今まで出ていたはずのアイディアの供給がストップしてしまう感覚が生まれます。

ーそれはどのように解消している?

先輩社員へ相談をして、一緒に考えてもらうようにしています。
一緒にアイディア出しをして、良いものが出てきたらそれに肉付けをしていく・・。
すごく助けていただいています。

ー先輩と自分のアイディア出しの違いはある?

想像力かなと思います。僕は言われたお題に対してのみ答えてしまうのですが、先輩は実際にやっている状況も考えた上でのアイディアを出すので、深さが違う。僕のアイディアはパンチ弱いな、先輩のアイディアの方が面白そうだなと思うんです。

これは、やってきたことの積み重ねが全てだと思うのでたくさん経験を積んでいきたいです。



ー気づいたことは他にもある?

営業という仕事の認識が変わりました。
これまで僕は、営業の仕事のことをどれだけ案件をつくって会社に貢献していくかという自分視点で見ていて、お客様の言うことに応えることをすればいい仕事だと思ってしまっていました。実際にお客様の案件を任されるようになってからも、先輩社員がサクサク進めているところを見て学ぶのに精一杯で、自分が考えて動けていなかったのでまだその感覚がありました。
だんだんと打合せにも発言できるようになり、お客様の言ったことに対して「それってこういうことですよね」と言うと「そうです!」と話も盛り上がって、深堀ることができることに気づき、ただ表面のことだけをやっていくのではないのだなと実感しました。

今では、営業は、数字をつくるというよりはお客様のシーンに寄り添う仕事と認識しています。お客様の実は思っているけれど表面でしか思い切れていないところをどうくみ取っていけるか、それをどうかたちにしていくか、という仕事だと思っています。

—野望はありますか?

そこはまさに今悩んでいますね(笑)

実際に社会人として働いてみて、思いに変化があったかどうかはわからないのですが、自分が本当にやりたいことって何だろうと今悩んでいます。
これは、たぶんまだまだ経験が少ないからかなと思っています。

だから直近の目標は、まずは営業としてしなければならないことをしっかりやっていくこと。
営業の仕事をしていく中では、僕はまだイベントの案件しかやったことがないので、ウェブ制作や動画制作、SNS広告などのクリエイティブ系の仕事がしてみたいなと思っています。しなければならないことをやっていくことで、選択肢や視野が広がり、自分がやりたいことが見つかるのではないかと思っています。
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