Bigbeat 2023.04.20 「B-Square3.0」リリース! イベント現場に”リアル”が戻ってきた?!

約3年前、新型コロナウイルスが世間を騒がせはじめたと同時に、ビッグビートは大きくふたつの新しい取り組みに舵を切りました。 
それが、完全リモートワークの実施、そして“法人向けオンラインイベント・プラットフォームサービス”の開発でした。 
 
オンラインイベント・プラットフォームサービスとは、オンライン上でウェビナーや動画のオンデマンド配信、製品出展ができるプラットフォームです。
そのサービスのベースとなったのは、創業から25年、BtoB分野で様々なお客さまのライブイベントを支援してきたビッグビートのサービスの要ともいうべき「B-Square」。 
 
今回、その「B-Square」がオンラインイベント・プラットフォームを経て「B-Square3.0」としてさらにバージョンアップしたということで、“リアル”なイベント現場でどのようにお客さまに活用いただいているのか、「B-Square」の使い手、イベント事務局に聞いてきました。


 
 
その前に、そもそも「B-Square」がどんなサービスなのかを簡単にご紹介させてください。 
 
✅ イベント参加登録から当日の参加受付管理、オンライン配信までひとつで完結 
✅ 運用、設定~問い合わせ対応までイベントを熟知した事務局専任スタッフがサポート 
✅ 開催目的や目的達成のためのコンテンツ企画などの実現イメージに合わせ、機能の備わった効果的なプランをご提案 
 
つまり、単なるイベントプラットフォームではなく、事前準備から当日運営まで一気通貫でお任せいただける、イベント開催を一元サポートするイベントプラットフォーム×支援サービス、それがB-Squareサービスです。 
 
今回話を聞いたのはイベント事務局のBOSS、「B-Square」を使って●年の山崎さん。 
B-Square開発当初から事務局を取り仕切っていた、まさにビッグビート1の“B-Square マスター”です。 

 
― ズバリ、今リアルイベントは増えていますか? 

実感的には増えているように感じます。既に、コロナ前と同数くらいの案件が、2023年夏以降の開催に向けて動き出していて、「あ、戻ってきたんだな」と実感することも多いです。 
 
ただ、年間何回も実施するシリーズ開催のようなイベントはオンラインで継続するケースも多いです。それらのイベントはどちらかというと、ハンズオンセミナーのような、サービスの機能だったり性能だったりを、デモ画面を用いてユーザーやパートナーの方々に説明する・・・そうした種類のものが多い気がします。 
顧客の方々との接点をつくる、ホスピタリティを重視するような所謂“営業系イベント”はやはりオンラインからリアルに戻ってきているものが多い印象です。 
 
 
― 今のリアルイベントの特徴として、なにか気がついた部分はありますか? 

イベントの特徴・・・ではないですが、はじめてビッグビートとしてイベント支援をさせていただく新規のお客さまが増えているような気がします。きっと、コロナ前のイベントの経験値やノウハウだけでなく、コロナ禍を経て新しいことに挑戦するために、企業のご担当者も様々な情報収集をされ、その中でビッグビートのイベント支援を知っていただけたりもしたのかなと思っています。 

 
― そうした新しく「B-Square」を知ってくださったお客さまや、もちろん今まで「B-Square」を活用いただいていたクライアントの皆さまの希望やお声を反映してできたのが今回リリースされた「B-Square 3.0」なんですね。具体的には、どこがどうアップデートされたのでしょうか? 
 
まず一番大きな特徴としては、 
✅オフライン、オンライン、ハイブリッドの3つのイベント形態を1つのシステムで支援できるというところです。 
 
今までは、オフラインの「B-Square」、オンライン専用のプラットフォームとそれぞれ別のプラットフォームを使い分けていましたが、それがすべて1つのベースとなるシステムで対応が可能になり、さらには今の時代に合わせたオフライン+オンラインのハイブリッドイベントにも対応できるようになりました。 
 
もちろん今までもハイブリッドイベントは対応可能でしたが、システムが分かれているため、例えばオフラインで参加予定だった参加者が急な事情で当日にオンラインに切り替える、とした場合に再度オンラインに登録をしなければならなかったのです。 
しかし、ひとつのプラットフォームでハイブリッドイベントを実施することで登録者情報を一元管理でき、参加者は当日でもマイページでオフライン/オンラインを切り替えることが可能になりました。 
 
それが今回のいちばん大きなアップデートです。 


※サービス資料より1部抜粋 


― なるほど。実際、ハイブリッドの案件は増えているんですか? 

それが、実は思った以上にハイブリッドの案件が少ないんです。(笑) 
コロナ禍で、オンラインイベントが主流になり、地方からの参加や、日中に時間を割きにくい職種の方々の参加が“当たり前”になりました。なので、リアルのイベントに戻っても最初はそうした“オフラインで参加できない層”に向けた対策として「ハイブリッド開催」を検討するお客さまもたくさんいらっしゃいます。 
ただ、そうするとWebページの構造が複雑化したり、オフライン/オンラインを単体でやる以上のコストがかかってしまうなどして断念してしまうケースが多くみられるような気がします。 
 
ライブ配信でのハイブリッドという形ではなくても、リアルで開催したイベントのアーカイブ配信で「B-Square」を活用いただけると良いかと思っています。 
単なるアーカイブ配信では取得ができない視聴ログも取得でき、また展示会場などをつくることも可能なので、“イベントのコンテンツ二次利用”のイメージでお気軽に試していただければと思います。 
 

― 最後に、コロナ禍を経てイベントはどう変わったと思いますか? 

まず、イベントの選択肢に「ハイブリッド」が加わったのが一番大きいと感じています。 
あとは、登壇者の方に、「講演って会場でやるんですか?」と聞かれることが増えました。(笑) 
これはコロナ前にはもちろんなかった質問だったので、とても新鮮です。 
クラウドベースで講演資料などのやりとりをすることも増えました。共有が早い反面、Webへの反映や運営サイドとの連携に困る部分もあり、管理する事務局側からすると、どう見逃しなく更新をキャッチアップするかが大きな課題でもあります。そこをよりフレキシブルに対応できるよう、事務局側もより良いサービス方法を模索中です。 
 

※マイページイメージ
 

もともと、「B-Square」というシステムは、お客さまのご要望や企画に応じてカスタマイズできるのが一番の特徴でした。今回、これまでの経験値を活かして基本仕様を固め、パッケージ版として初めて利用する方やイベントに不慣れな担当者様にもすぐに活用いただけるようアップデートされたといいます。 
 
しかし、100社100様のサービスがあるように、イベントも100社100様です。 
時代と共に、イベント市場の変遷と共に、そして活用いただいたお客さまのご要望と共に、「B-Square」はこれからも日々進化していくようです。 
 
 
▼法人向けイベントプラットフォームサービス「B-Square」 
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