社長コラム 2023.12.28 昭和ジジイの本音とボヤキ
企業の製品やサービスを『より多くの人にもっと好きになってもらう』ことが広告です。私はそんなビジネスが大好きで、広告屋を40年近くやっております。
そして私たちBigbeatのこともより多くの人により好きになってもらいたいので、こうやって自社メディアやメルマガで想いを伝えたり、時にはセミナーでお話をさせていただくことも私の大事な仕事です。
そこで一つ悩ましいのが自分自身の昭和的感性。
こうやってコラムを書く際にも、自分の想いを自らの感性で伝えることで誰かに不愉快な想いをさせて、そのせいでBigbeatやその仲間がバカにされないか?と
私はドキドキ、周囲はヒヤヒヤしています。
先日、どこかの市長さんが
『挨拶と女性のスカートは短い方が、、、』と話したことで大炎上、辞任要求まで発展したというニュースをみました。
私も数年前に、ある公の場のスピーチで
『うちのヨメさんが、、、』みたいな発言をしたところ、当時の広報担当の女性から
『ハマロさんのことを私は知っているけど世間はそうじゃない。キョービはヨメさんはあまりよろしくないね!』とアドバイスをもらいました。
実は『40年も連れ添う愛する女房を、俺がどう言おうが俺の勝手やないかい!』という思いも半分はありますが
『あ、俺がそんな言葉使いをすることで、Bigbeatはそんな会社なのね、あなた(社員)そんな会社で働いてて可哀想ね!』と思われてしまうと台無しなのでTPOに注意しています。
それでも染み付いた昭和感性がちょいちょい登場してしまうこともあり(とくにフリートークやアドリブ)
頭の中にチューニングメーターを付けるか、優秀な社長広報官がいてくれたらなぁ、と思います。
ただ、そんな昭和ジジイのダサい発言を叩くのに、あまり大きなエネルギーを使いすぎることもどうかなぁ?とも思います。
そんな人を叩くことにあまり大きなエネルギーを使ってもその対価として未来はそんなに良くならないでしょう。さらに言えば、間も無くそんな昭和ジジイ達が絶えていけば消えていくしね。
もっともっと大きく悪いこと(これも昭和的な仕組みの)に対して怒りのエネルギーを使い、炎上させなければならないと私は思います。
例えば、オリンピックや万博みたいな国家的な行事のお金をピンハネする仕組みや、大量のパーティ券を売ってさらにそのお金をピンハネして税金も払わない人たち。
そしてほぼ報道されませんが、そんなシステムを十分承知していながらも大金を払う『企業』に対して、大きなカツを入れるべきではないでしょうか?
そこにNOを言わないと子供達の未来は良くならないのです。
人生幸朗師匠(※)がお元気であれば
『責任者出てこーい!』とちゃぶ台ひっくり返すことでしょう。
(※)昭和時代の夫婦漫才師(Wikipedia)
ということで、大昭和的オチで今年を〆させていただきます。
2023年もこのようなぼやき漫才、いや違うニシタイコラムをお読みいただき有難うございました。
来年も本音で、時折ボヤいて、たまにボケて書いていきたいと思っておる所存です。どうぞよろしくお願いします。