2017.12.06 ホーチミン最大のコンベンション施設「SECC」の全貌!?
シンチャオ!片浦です。
今回はホーチミン最大の展示・コンベンション施設のSECC(SAIGON EXHIBITION CONVENTION CENTER)にフォーカスしてレポートします。
まずは施設の概要
SECCは、オフィス、ホテル、コンベンションセンターおよび4棟の展示場からなる延床面積約20万m2の開発計画のうち第1期工事が完了し、現在オープンしているのは約9,000m2の展示ホールAと屋外6000㎡のスペース、カンファレンスホールと会議室、カフェとレストランです。SECCの方にお話を伺ったところ、残り施設の完成は未定とのこと。ホテル予定地にはまだ木が生い茂っていました。ちなみに日本最大のコンベンション施設、東京ビッグサイトの屋内展示場面積が95420㎡。東1ホールが8,670㎡とのことなので、展示ホールAとほぼ同サイズです。
SECCパンフレットより
1Fは展示場ですが、2Fにはカンファレンスホールがあります。楕円形のホールは530㎡、シアタースタイル(椅子席)で500席の広さです。
3Fは大小4つの会議室があり、会議やパーティに利用できます。展示会会期に合わせて、お客様とのより密なコミュニケーションのためにセミナーやパーティを実施する企業に利用されているとのこと。
SECCまでの交通手段
まだ都市交通は整備中のホーチミン市内。移動は主に車です。2017年5月に実施したアンケート調査では回答者の約半数が自家用車で、約2割がバイクで来場していました。駐車台数500台(二輪車1300台)あるそうで、会期中の駐車場はこんな感じになります。
出張の場合はホテルからタクシー、またはGrab taxiかUberが便利です。今回はUberを利用してみました。
配車アプリで検索すると、近くにいるドライバーの写真が表示されます。とっても親切なドライバーさんでした。領収書はメールで届きます。
SECCは国際基準の展示会場
6mピッチで設けたユーティリティピットには電源、情報、衛生設備が完備されていて、多様な展示内容に対応ができます。
ユーティリティピット
フリーWi-fiやビジネスセンターもあるので安心です。
ユーティリティピット
フリーWi-fiやビジネスセンターもあるので安心です。
イベント開催中のランチ情報
イベント準備や会期中のランチについてもいくつかご紹介します。会場内には簡易な休憩所スペースもあり、飲み物と軽食が用意されています。ランチだけでなく、ちょっとした打合せやPC仕事、などにも便利でしょう。
SECCの中にあるカフェ「HOLA VIETNAM」。とてもいい雰囲気でオシャレなランチが食べられそうです。(入ったことがないので想像です)
「HOLA VIETNAM」
そして私がよく行くのはSECCから徒歩1分の場所にあるレストラン・チェーン「PHO24」。
常夏のホーチミンで、いつも涼しくランチをいただけます。(暑がりなので、クーラーが効いているというのは結構ポイントが高いのです)やっぱり、涼しいところで食べるベトナムのフォーは最高です。
ちなみに、銀行やATMも近くにあるので、ランチついでにとても便利ですよ。
会期中の宿泊先はここが便利!
現地施工パートナーのフイさんがおすすめするのは「イビス サイゴン サウス ホテルIbis Saigon South Hotel」。SECCの徒歩圏内で大変便利です。
私はというと…これまですべてホーチミンの中心街にあるホテルを選んでいます。
4つ星「ベイ ホテル ホーチミン Bay Hotel Ho Chi Minh」、「ロイヤル ホテル サイゴンRoyal Hotel Saigon ( Kimdo Hotel)」などに宿泊していました。いずれも立地もよくサービスと価格もバランスの取れたホテルです。
今回のお宿は「ホーチミンをより深く体感する」というポイントで選んだ、「Dragon Palace 3 Hotel」。
バックパッカーが集うエリアに位置していて、夜はとても賑やかでした。身の危険は感じませんでしたが、女性にはおすすめしません。
着替えていたら、隣のビルの住人と目が合いどきっとしました。もちろんカーテンを閉めれば問題ありません。トイレとシャワーが一体となっていて、シャワーをすれば毎回トイレもぴかぴか(びしょびしょ)。コンパクトで便利なホテルでした。
ちなみにホーチミンの中心街からSECCまではタクシーで20分程度です。
まとめ
ホーチミンで展示会に出展するのは、日本でやっているのとほとんど変わらないなあと毎回感じます。SECCはまだ全部完成していませんが、すべての展示ホールや施設が整ったらビジネスも加速して、ますます活気ある街になりそうですね。
次のホーチミン、このニョクマムとご一緒しませんか!濃いビジネスと濃い旅をお約束します。
現地ディレクターのuyenとcanh
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執筆:ニョクマム片浦
入社以来、AEとしてBtoB企業の広告、WEB、イベントを中心に手掛ける。2016年に全日本DM大賞銅賞受賞。
幼少期をアメリカ コネチカット州で過ごした、英語と日本語のバイリンガル。
現在はベトナムを中心に東南アジアでの展示会出展サポートに力を入れている。
ビッグビートのロックバンド「THEニョクマムズ」のボーカル。
※ビッグビートにはロック部があり、およそ4バンドが所属。2006年より活動をはじめ、これまで10回以上のLIVEを実施。「THEニョクマムズ」は現在、ボーカル(ニョクマム片浦)とギター(パクチーハマグチ)の音楽の方向性の違いを原因として、活動休止中との噂だが、先日一夜限りの復活ライブが実施されたとの情報あり。