2017.09.21 ベトナムで聞いたデジタルマーケティング事情
シンチャオ!片浦です。
さて、先日ベトナムを訪れた際に、新しい素敵な出会いがありました。
ベトナムでのデジタルマーケティング分野で活躍される心強いパートナー2社とお会いして伺ったお話を、少しご紹介します。
Get Job Done
まず訪れたのは、ベトナムでマーケティング、デザイン分野のサービスを提供する「Get Job Done」。
代表の矢積さんは、リクルート社で10年間人事、事業企画などを担当。その後リクルート社出資先の「Mytour」(ベトナム・ハノイ)に出向し、マーケティング・プロダクトの責任者として約2年間のベトナム駐在を経て、2014年12月に「Get Job Done」(ベトナム・ホーチミン)を起業されています。
同社はベトナム国内2,000名以上のフリーランサーをネットワーク化してクラウドソーシングでつなぐサービスを運営し、デザインやFacebookなどのSNSの運用代行、リスティングなどの広告運用サービスなどを提供しています。特にBtoCの日系企業のデジタルマーケティングの実績が多いとのこと。
他にも、製造業向けオフィス用品などを扱うECサイトFACT DEPOT(https://fact-depot.com/)を運営している矢積さんは、これからBtoB分野においてもデジタルマーケティングの可能性を感じているとのこと。
「ベトナム市場ではSNS向けのコンテンツがポイントになる」ともおっしゃいます。
BtoBのSNS活用はまだベトナムではこれから、というところ。新しいチャレンジがいろいろできそうです。
Clever Ads
次に伺ったのは「ベトナムにおいて、BtoBにおけるGoogleの信頼度は非常に高い」ということ。
検索エンジンとしてのシェアは95%を越えているそうです!(詳しくはまた改めて)
同社はベトナム国内で初のGoogle社認定パートナー(Premier Google Partner)、また同様に初めてのFacebook認定販売代理店として、SEOや広告運用サービスなどデジタルマーケティングサービスを提供しています。
検索キーワードのコンサルティングのほか、DSP広告も相談でき、ベトナム語サイトへの集客に力になってくれるパートナーです。
BtoBでは特に、コンテンツや動画などわかりやすい表現が求められると言います。
ベトナム語のウェブページを用意して、問い合わせへのフォロー体制(ベトナム語、少なくとも英語でのフォロー)も整えておくべきでしょう。
その中でよくお聞きしたのが、ベトナム国内においてBtoB企業が情報を伝えるメディアとして、展示会に期待している、という声。
ビッグビートがベトナムの展示会場で実施したアンケート調査でも展示会への期待値があがっていることが明らかとなりました。
一方で、ビジネスにおける情報収集手段としてSNSを活用している、という方が多かったのも事実です。
展示会への出展と同時に、現地の言語(少なくとも英語)に対応してデジタルを活用していくことで、現地のビジネスパーソンにもっと情報を届けることができそうです。
発展しつつあるベトナム、わくわくしますね。
次回は10月に訪問します。次の出会いや発見にご期待ください!
---------------
執筆:ニョクマム片浦
入社以来、AEとしてBtoB企業の広告、WEB、イベントを中心に手掛ける。2016年に全日本DM大賞銅賞受賞。
幼少期をアメリカ コネチカット州で過ごした、英語と日本語のバイリンガル。
現在はベトナムを中心に東南アジアでの展示会出展サポートに力を入れている。
ビッグビートのロックバンド「THEニョクマムズ」のボーカル。
※ビッグビートにはロック部があり、およそ4バンドが所属。2006年より活動をはじめ、これまで10回以上のLIVEを実施。
「THEニョクマムズ」は現在、ボーカルとギター(パクチーハマグチ)の音楽の方向性の違いを原因として、活動休止中との噂。
さて、先日ベトナムを訪れた際に、新しい素敵な出会いがありました。
ベトナムでのデジタルマーケティング分野で活躍される心強いパートナー2社とお会いして伺ったお話を、少しご紹介します。
Get Job Done
http://www.getjobdone.com/english
まず訪れたのは、ベトナムでマーケティング、デザイン分野のサービスを提供する「Get Job Done」。
代表の矢積さんは、リクルート社で10年間人事、事業企画などを担当。その後リクルート社出資先の「Mytour」(ベトナム・ハノイ)に出向し、マーケティング・プロダクトの責任者として約2年間のベトナム駐在を経て、2014年12月に「Get Job Done」(ベトナム・ホーチミン)を起業されています。
同社はベトナム国内2,000名以上のフリーランサーをネットワーク化してクラウドソーシングでつなぐサービスを運営し、デザインやFacebookなどのSNSの運用代行、リスティングなどの広告運用サービスなどを提供しています。特にBtoCの日系企業のデジタルマーケティングの実績が多いとのこと。
他にも、製造業向けオフィス用品などを扱うECサイトFACT DEPOT(https://fact-depot.com/)を運営している矢積さんは、これからBtoB分野においてもデジタルマーケティングの可能性を感じているとのこと。
「ベトナム市場ではSNS向けのコンテンツがポイントになる」ともおっしゃいます。
BtoBのSNS活用はまだベトナムではこれから、というところ。新しいチャレンジがいろいろできそうです。
Clever Ads
http://cleverads.vn/en/
次に伺ったのは「ベトナムにおいて、BtoBにおけるGoogleの信頼度は非常に高い」ということ。
検索エンジンとしてのシェアは95%を越えているそうです!(詳しくはまた改めて)
同社はベトナム国内で初のGoogle社認定パートナー(Premier Google Partner)、また同様に初めてのFacebook認定販売代理店として、SEOや広告運用サービスなどデジタルマーケティングサービスを提供しています。
検索キーワードのコンサルティングのほか、DSP広告も相談でき、ベトナム語サイトへの集客に力になってくれるパートナーです。
BtoBでは特に、コンテンツや動画などわかりやすい表現が求められると言います。
ベトナム語のウェブページを用意して、問い合わせへのフォロー体制(ベトナム語、少なくとも英語でのフォロー)も整えておくべきでしょう。
まとめ
今回はデジタルマーケティング分野のパートナーをご紹介しましたが、他にもたくさんのパートナーやお客様にもお会いしてきました。その中でよくお聞きしたのが、ベトナム国内においてBtoB企業が情報を伝えるメディアとして、展示会に期待している、という声。
ビッグビートがベトナムの展示会場で実施したアンケート調査でも展示会への期待値があがっていることが明らかとなりました。
一方で、ビジネスにおける情報収集手段としてSNSを活用している、という方が多かったのも事実です。
展示会への出展と同時に、現地の言語(少なくとも英語)に対応してデジタルを活用していくことで、現地のビジネスパーソンにもっと情報を届けることができそうです。
発展しつつあるベトナム、わくわくしますね。
次回は10月に訪問します。次の出会いや発見にご期待ください!
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執筆:ニョクマム片浦
入社以来、AEとしてBtoB企業の広告、WEB、イベントを中心に手掛ける。2016年に全日本DM大賞銅賞受賞。
幼少期をアメリカ コネチカット州で過ごした、英語と日本語のバイリンガル。
現在はベトナムを中心に東南アジアでの展示会出展サポートに力を入れている。
ビッグビートのロックバンド「THEニョクマムズ」のボーカル。
※ビッグビートにはロック部があり、およそ4バンドが所属。2006年より活動をはじめ、これまで10回以上のLIVEを実施。
「THEニョクマムズ」は現在、ボーカルとギター(パクチーハマグチ)の音楽の方向性の違いを原因として、活動休止中との噂。