社長コラム 2017.07.21 『一枚の絵』を共有する最高のツール―『B2Bハックカード』

ビッグビート代表の濱口です。

私が広告業界に飛び込んだのはバブル直前の1986年。
当時、だいたいどこの会社も出入りも喫煙もフリー。

新聞社さえ『こんにちは!』『まいど!』って感じで社内、さらには執務室まで入室しておりました。ある意味のどかな時代でした。
ちなみにパソコンはビジネスシーンでは使われていませんでした。

そんな時代でも、当然広告会社のメイン業務の一つは「企画書を創ってプレゼンテーションすること」。
この【企画書作成】という行為ですが、パソコンがないつまりはPPTなどプレゼンソフトなどない時代、まずは手書きで作成するのが普通でした。手書きの企画書を、ワープロ専門のオペレーターに仕上げてもらうのです。

数百人規模の広告会社にワープロオペレーターの方が2名! 
間に合わず、手書きのまま企画書でのプレゼンも、まあそれはそれで味のある仕上がりでした。(ウソです)

そんな20代の駆け出しアドマンだったころ、一人のマーケティングプランナーの方が私のお師匠さんでした。

お師匠曰く、

「ハマグチ、いいか、プレゼンに勝つためにはとにかく考えろ!頭がジンジンするくらい考えるのだ。

ただし!闇雲に考えてもお前のオツムではろくなアイディアは出てこない。考える手順が大切なのだ。
まず、どうなれば最高!なのかイメージしろ。そしてその最高のイメージと今とのギャップを埋める方策、それを企画、アイディアと言うのだ。

アドマンとは、『こうすればその最高のシーンになる!』 を一枚の絵にできなくてならぬのだ。そしてその一枚の絵に書かれている大きな日本語、それがキャッチコピー!そのキャッチコピーがバッチリ決まれば、プレゼンは勝ったも同然。そのコピーを企画書の表紙のタイトルにする!

つまりプレゼンの企画書は、表紙、タイトルが勝負なのだ!」

あれから30年。

その大好きなお師匠さんの言葉、考え方は今でも当社のDNAに息づいております。

今でも問題を解決したいときには、まずは、なりたい最高の姿を一枚の絵として想像する。
現状とのギャップは、時には目を背けたくなることもありますが、現実をしっかり見すえ、認める。
その上で、その差(理想と現実)を生み出している原因を特定して一番効果的なものから取り組んでいくことにしております。

お金で買えたり、人に頼めるものは即依頼することを原則に、自分ができる、自分にしかできないこと、なるべくすぐに効果が見えるものを、上から順にやっつけていくのです。

広告会社では日常的に使われているこのようなフレームワークが、カードというツールにクリエイトされた優れ物に出会いました。

『B2Bハックカード』
こんなんです。




この『B2Bハックカード』は、B2Bファシリテータ飯室さん(リンク)が開発されたもので
カードであれば、問題を解決していく過程をクライアントさんやパートナーさん、社内の仲間たちとも共有していけるのです!

ぜひご興味のある方は当社営業までご連絡ください。カードをお持ちしますので、一緒に使ってみませんか?






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