2014.12.17 船長室からみえるもの-20年目に語る

来年度で20周年を迎えるビッグビート、
節目を迎えるタイミングで、代表ハマ口氏の熱い想いを聞くべく、
西タイ編集部一足の速い男(自称)内川は、入社前にも関わらずフライングダッシュでオフィスへ向かった。。

-今や紀尾井町に城を構えるビッグビートも創業当時は4畳半からのスタートだったそうですね
「西葛西のマンションの一室からのスタートだったね。
 なかなかにぎやかなマンションで変わった人たちも多かったよ。(笑)」


-当時は旅行代理業からのスタートだったとか
「そうなんだよね。初日に「社長」って呼ばれて、照れたのを覚えているよ。
 当時、利益は順調に上がったけど、手元にお金が残らない時期もあって大変だったね...。」


-そんな苦労もされていたんですね。そもそも、なぜ独立しようと思ったんですか?やっぱり金ですか?
「違う違う(笑)。社長とたくさん仕事をする機会があり、
 社長になって、自分で好きなことをするのが楽しそうだなと思ってね。」


-なるほど。その「楽しそう」というのが仕事をするうえで必要なわけですね
「そうだね。やっぱり熱のある提案ができないといい仕事できないから。」


-熱を持ち続けるコツはありますか
「お客さんと一緒に体験することだよね。楽しむのも困るのも、喜ぶのもお客さんと一緒。
 彼ら自身より彼らのことを考えると、熱が入らざるを得ない。」


-では、その味を占めたハマ口さんは現役にこだわると
「5年後には引退したい。」


-い、引退ですか!?
「ハハハ!それは冗談だけど、『俺に社長やらせてくださいよ!』ぐらいに下からグイグイきてほしいね。
 そのために昨年度からカンパニー制度(※)も導入したし。
 やっぱり会社が成長するにはそういう力が『中』から出てくることが重要。」
 ※各営業チームを独立した会社として位置づけ、事業を運営する仕組み。


-なるほど。では最後に、これからの「中」に加わる、来年度の新入社員と就職活動中の学生に
 ヒトコトお願いします
「フライングは大いにアリ!ビジネスにおいては隣をみて足並みを揃える必要はないです。
 どんどんフライングして、力をつけていってください。」


-ありがとうございました

20年間の熱い想いを存分に語ってくれたハマ口氏。

船長室からみえたもの、それは「仕事をおもしろがる」ビッグビートの精神
それを体現している、ハマ口氏自身の仕事愛であった。

 
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