2003.08.01 ビッグビート9年目の振り返り

大学3年の終わりに学業不振につき、奨学金を打ち切られ、極貧になった。下北沢で2畳半一間7,500円の部屋に住み、内装工事のアルバイトで一晩働いて、2日分の家賃を稼いでいた。当時でも珍しかった「2畳半一間」。女の子を連れ込むには、いいネタとなる。
アルバイトはいろいろやった。東京での最初のアルバイト体験は飯田橋のマクドナルド。ビッグマックが得意で上と下のバンズを逆さにして焼いたりした。
日雇いのアルバイトで、よく売れないミュージシャンや売れない作家たちと一緒に働いた学生時代。おもしろかった。
「彼らはいま何をしてるんだろう」と8階のオフィスから新宿通りを眺めながら懐かしそうに語る濱口氏。
大学5年目、1985年暑い夏、ちょうど日航の事故のニュースが連日続くころ、「このままではいかん」と思い就職活動に立ち上がる。
「気づいたら就職戦線が終わっててヤバイ、と思ったけどメーカーなど普通の会社に入れるタイミングではなく…」
学生時代に、サークル「作詞作曲研究会」でやっていたコンサートの企画や運営が面白くて、広告業界へ。
10年前、西葛西からスタートさせたビッグビートは2003年麹町に移転した。
2畳半一間から麹町。次はどこを目指すのか。
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