ニシタイ 西葛西駅前タイムズ

Bigbeat 2016.02.25 ビッグビートに現れた謎のイシ!そこに込められたオモイとは・・・

突如ビッグビートに現れた謎のイシ。
白い石のようだが、なんだか可愛らしいような、温かみのある形をしている。

西タイ編集部は、これを作り出したというプロジェクトの仕掛け人達に突撃インタビューを試みた。

「これ、そもそもは何か形を作ることが目的ではなかったんですよ」
と、プロジェクトメンバーであるK 浦氏とI 井氏は語る。


「ビッグビートのクリエイティブディレクターであった、堤さんの一周忌の会をするに当たって、何か堤さんを思い出せるもの、後々みんなに語りついでいってもらえそうなものを作ろうということになったんです。」(I 井氏)

昨年1 月末に急逝した、クリエイティブディレクターの堤氏。その一周忌に、ビッグビートではセレモニーを行なった。

「1 年たつまでは、席もそのままにしていたし、毎日お供えをしていたのだけれど、きっと堤さんもずっとそんな風に引きずって欲しくないんじゃないかって思って。だからこのセレモニーのタイミングで、何かアクションを起こしたかったんだ」
と、仕掛け人を代表してハマ口氏は語る。


そこで始まったこのプロジェクト、話し合いは難航し続けたそうだ。

「堤さんを象徴する物として、『太陽』『光』『ビリケンさん』など、いろいろと上がりました。自分を後押しして励ましてくれるような、そんな存在だったので。ただ実際どんな物にするかとなると、全員のオモイが違うから、なかなかすりあわなかったですね。」(K 浦氏)

できあがった今回の作品には、どんなオモイがこめられているのだろうか。

「今回このような触れるオブジェになったのは、実際にみんなが触っていく中で磨いて、育っていくものにしたかったから。また、抽象的な形にしたのは、見る人が『なんとなく』堤さんのことを思い出せるようにしたかったからなんです。」(I 井氏)

「今は会社の入口に設置しています。いらっしゃった方も是非触ってください!でも、落書きはしないでくださいね!!」(ハマ口氏)

実際に行なわれたセレモニーの中で、このオブジェは会場の中央に、どしっと構えていた。
参加者はオブジェをなでたり、グラスを傾け乾杯したり、話しかけたりと、皆思い思いの行動をとっていた。




堤氏は生前、いつもビッグビートの面々を「だいじょうぶ!」「やっちゃえ!」と、励ましてくれたという。
そんな「Bigbeat is Alright 」の精神を詰めこまれているこの置物。いつか「このイシなんだろう?」「なんかみんな、大事なことがあると触っているよね」「触ると励まされるんだよね~」なんて会話が聞こえてくるまで、このビッグビートを見守り続けてくれることだろう。
 


★特設ページ「堤 章男からのメッセージ」はこちらから http://www.bigbeat.co.jp/special/tsutsumi/

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