ニシタイ 西葛西駅前タイムズ

2017.02.27 アドマンとは時代と心中する生きものである

学生時代に広告という仕事があることを知り、
戦略、戦術などという恐ろしい言葉を使う、なんとも物騒な仕事なのだなあと思ったものです。

「学生広告論文電通賞」などにも何度か応募もしているうちに
この仕事に興味を持ち、広告代理店に就職をすることになってしまったのである。

当時、担当した旅行会社では、猛烈熱血漢の社長にギタギタにされ、いやご指導いただき
TVやラジオのCM、店舗販売促進、パンフレットなどを手掛けさせて頂いた。

新宿にある大型旗艦店舗のグランドオープンでは、39,800円のツアーを売り出し、
オープン前日からビルを一周するほどの行列ができ、写真週刊誌にも取り上げられたりもした。

まさにAIDMAでモノが売れる時代だったのだ。

あれから時代は大きく変わった。

みんなが同じモノを欲しがる時代ではなくなってきたし、ひょっとすると欲しいモノも思いつかない時代なのかもしれない。
インターネットが出現して、情報と購買のチャネルも当時とは全く違うのだ。
そんな時代の中でも、アドマンは生き続けなければならないのである。

アドマンは何をする人なのか?
アドマンの存在価値はナンなのか?
 
そんなAIDMA時代のアドマンが、時代に寄り添い、時代と悶絶して
デジタルな今の時代、アドマンは何ができるか、何を求められているかをポツポツと考えてみました。

「AIDMAアドマンの独り言」

これから時々登場させて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。
 
金子秀明
株式会社ビッグビート
取締役営業部長
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