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Bigbeat 2020.11.17 ミュージカル演出助手だった営業が語る―「表現には発信者の哲学が現れる」|アカウントチーム・阿部

「ビッグビートの部屋~PEOPLE~」へようこそ
仕事もプライベートも楽しむビッグビート社員たちのウラ側(オモテ?)を、ちょっぴりお見せするコーナーです。
(注)時々マニアなネタも飛び出します

Today’s ~阿部の部屋~
いつも笑顔で、ちょっぴり天然(おそらく本人はそう思っていない)。クライアントやパートナーとの間で起こりがちな、業種や立場の壁もスルッと超えてしまう阿部。

そんな彼女から顧客との関係構築のヒントを探ろうと、バックグラウンドをのぞいてみたら、ミュージカル演出助手、クラリネット奏者・・・と意外な一面が見えてきた!

   


知らない領域に飛び込むことが、自分の世界と可能性を広げる



――ビッグビート での仕事は?

阿部:

お客様のマーケティング活動や、イベント出展などをサポートをしています。

――夢中になっていること、好きなものは?

阿部:

演劇や芝居などの舞台や、映画鑑賞が好きです。

――好きになったきっかけは?

阿部:

大学生のときに、オリジナルミュージカルを制作する有志団体に所属していたんです。
それまで芝居に興味はなかったんですが、友達に「一緒にこない?」と誘われて、ちょっとやってみようかな・・・と飛び込みました。

――ミュージカル!歌っていたんですか!

阿部:

演者としてではなく、裏方ですが。
最初は運営で関わっていたんですが、徐々に肩書が変わってきて、最終的には「演出助手」でした。まったくの初心者だったんですけどね笑。
音楽もオリジナルでつくるので、作曲家や編曲家についてサポートをしたり、当日の運営まわりもしていました。

――ミュージカルはどんな内容?

阿部:

就活を題材にしたミュージカルです。就職活動にまつわる様々な問題をテーマにしたソーシャルプロジェクトでした。


――そこでどんな経験をした?

阿部:

「あたりまえ」を「あたりまえ」にするのが裏方の仕事、ということを学びました。

ミュージカルに必要な音楽やダンスも自然と生まれたわけではなく、誰かがイメージを伝えて、誰かがそれに沿って創っている。そして、それを演者が受け取り、表現をして、ひとつの作品を創り上げていく…
その過程に携われたことは、とても貴重な経験でした。
 
その過程では、どう表現したらお客様に作品の意図を伝えられて、どう思ってもらえるか、が考えられていました。演出は飾りではなく、伝えたいことの背景や奥行きをつけるものだと思っています。

この経験から、いまの私の仕事でも、お客様の製品やサービスのポイントを言葉通りに受け取らず、その背景や意図も伝わるようにデザインして、アウトプットをするように心がけています。

――有志団体ということですが、大学のサークルではなく?

阿部:

その団体は学内サークルではなく、大学生から社会人、プロの方までいました。所属も育ってきた環境も違う、様々な人が集まるカンパニーだったので、そこに所属することで視野の広がりを感じ、自分にももっと違う生き方や可能性があると感じることができました。

何か物事を考えたり発言したりするときは、自分の知識や経験の中からでしか言葉も決断も選び取れません。これまで知らなかった領域に一歩踏み入れたことで、自分が広がっていく感覚がありました。
 
携わっていた時期はちょうど自身の就活時期だったので、意識はしていませんでしたが、企業の選び方も感覚が変わっていたと思います。

 

作り物の中に「本物」を入れる 


演出助手時代

――印象に残っている、仲間や先輩からの言葉はある?
 
阿部:

私も含めて、未経験の方も多かった舞台でした。創り上げていく過程で、どこで出てきたのかは忘れたのですが、こんな言葉が当時のノートに書き留められていました。

 
“「未経験は失うものはない、積み上げていくだけ」”


自分を解放しないと、良い表現は生まれません。舞台では、“作り物の中に本物を入れる”ことが必要になります。表現にはその人の哲学や背景が現れるので、経験を重ねていくことで深みが出たり、色が変わっていくのを感じました。


――ビッグビートを選んだのはなぜ?

阿部:

学生時代から吹奏楽を続けているんですが、その演奏会の企画・運営をやっていたことや、さきほど話したミュージカルの運営などの経験が私の軸になっているんです。「誰かのメッセージをイベントというかたちで表現したい」という強い気持ちがあって、ビッグビートに入社しました。


――吹奏楽をやっていたんですね。

阿部:

クラリネットをやっていました。
5歳からピアノ、小学校5~6年はクラブ活動でトランペット。そのあと、新しいことをやりたいなと思い、クラリネットを始めました。

今年2月には高校の吹奏楽OGバンドの演奏会に出ましたよ。1ヶ月練習して本番にのぞんだんですが、やっぱり楽しかった!またやりたいです!

音楽って表現の仕方が独特なんです。「高いところから水が流れるように吹く」とか。描いたイメージは音に表れるので、実経験が多いほど具体的にイメージでき、表現しやすくなります。音楽をやると、想像力や表現力が豊かになると思いますよ。

 

人の心を動かすのは、明確な意思と目的

――吹奏楽にミュージカル。それらの経験と仕事に通じるところはある?

阿部:

セミナーか演奏かの違いはありますが、どちらも大事なのは「なにを感じて帰ってもらいたいか」「来た人の心をいかに動かせるか」ということ。通じる部分は多いと思っています。

――「心を動かす」という部分で、仕事の上で心がけていることは?

阿部:

来た人、見た人に何を伝えたいか、を徹底的にヒアリングすることです。そこが変わるとイベントの目的も結果も変わってしまうので。

でも、明確に「これがやりたい」というものをなかなか言語化できないケースもあります。むしろ、そういうケースのほうが多いかもしれません。その場合は、基本的にお客様のやりたいことを引き出すことに力を注ぎます。

お客様の社内間でおこなわれるミーティングに参加して、その場で提案や質問をし、すぐにフィードバックをもらいながら形にしていくという進め方をすることもあります。

――打ち合わせならともかく、お客様社内向けミーティングに参加するというのは、そう簡単なことではないですよね。

阿部:

私はけっこう参加させていただくことも多いですが・・・実際は珍しいのかもしれませんね笑。

参加する以上、自分の立場から意見は正直に言うようにしています。同じ方向を違う視点で見ていくという感じでしょうか。でなければ、私が入る意味がないと思うので。
それもこれも、言える環境にしてくださっているお客様のおかげです!

人数が多い打ち合わせの場合、無難な案でまとまりがちです。そんなときに社外の人間がいることで新しい視点が生まれることもあると思います。
逆に、少数で意見交換していると面白い企画が出てくることがあります。そういう瞬間が出ると、私はあえて話に入らないようにしています。

 

目指す自分に近づくカギは「ボーダーレス」と「シェア」にある



――印象に残っている仕事はある?

阿部:

いまもお付き合いのあるお客様との、展示会イベントの現場で、まだ社会人1年目の私に「1年目のプロとして、このブースどう思う?」と意見を求められたことを、今でも強く覚えています。

何年目であろうと、ちゃんとビッグビートの社員として、広告のプロとして見てくれているというのが嬉しかった。同時に責任も感じました。いまでも時々思い返す言葉です。

――そういう言葉は、ほかにもある?

阿部:

はい、たくさん!心に残る言葉をいただいたときは、けっこうSNSでつぶやいてますね笑。年末など、自分を振り返るタイミングでまとめてアウトプットしたり。SNSは仕事もプライベートも分けずにやっています。

――仕事とプライベート。互いにポジティブな作用をもたらしているものは?

阿部:

そうですね・・・

ミュージカル制作に関わったことで、私の名前を検索するとネットで出てくるんです。それを見たお客様から、「こんなことやってたんだ!」と言われたことも。それが話すきっかけになったこともありますね。
あと、CLS高知などのコミュニティイベントで知り合った方とはSNSでもつながっていたりします。

――ボーダーレスなコミュニケーションが自分に与えた影響は?

阿部:

つながる人が増えると、自分にはなかった考えがタイムラインに流れてくるので、視点が増えました。同じテーマでも人によって捉え方が違いますし。いろいろな人の考えにふれるきっかけになりますね。私も面白いと思ったものはシェアするようになりました。

あと、うちみたいな広告会社は情報が集まりやすいので、そこで得た情報をお客様にあわせてシェアすることも。とくにいま、新型コロナの影響で多くの企業がこれからの戦略などを模索していますから。
いつでも相談にのれるよう、「近くにいる存在」でいるようにしています。


――今後やりたいことは?

阿部:

ゆくゆくはグローバル案件もやりたいですね。自分が新しいと思うもの、やったことがないものに挑戦したい。
あとはイベントに限らずですが、自分の考えた企画で来た人の心を動かし、きっかけを与えられるもの、記憶に残るものをつくりたいです。

広告の仕事に携わって5年目を迎えたいまの私も、きっと入社当初とは考え方が変わっている部分もあると思います。これからもたくさんの方に会い、経験を重ね、深みを出し、色を変えながら、表現を磨いていきたいです。
 
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