ニシタイ 西葛西駅前タイムズ

Bigbeat 2020.02.18 真実×想像力で「世界観」をデザインする|アカウントチーム・丹藤

「ビッグビートの部屋~PEOPLE~」へようこそ
仕事もプライベートも楽しむビッグビート社員たちのウラ側(オモテ?)を、ちょっぴりお見せするコーナーです。
(注)時々マニアなネタも飛び出します

Today’s ~丹藤の部屋~
斜めに切りそろえた髪、服の基調は黒という、ビジュアル系でちょっぴりミステリアスな丹藤。

仕事に趣味、「人生一回で終わらないくらい」多くのことに夢中になってしまうのは、それぞれにある「世界観」に触れ、アウトプットすることが好きだから!
まさに広告会社が天職とも思える感性をもつ彼女に、ニシタイ編集部がせまります。

 

趣味も惚れた武将も、好きなのはその「世界観」



――ビッグビートでの仕事は?

丹藤:

国内企業向けの営業チームで、展示会の出展サポートや、カタログ・ロゴ・動画制作などをおこなっています。

――仕事以外で好きなこと、夢中になっていることは?

丹藤:

ずっと考えていたんですけど、それこそ人生一回で終わらないくらい好きなことがあって、決められないんですよ。

――例えば?

丹藤:
絵にバンド、詩、ゲーム、アニメ、マンガ、料理に手芸、それからアクセサリーづくり。それから…。

――確かに一回の人生では足らなさそう(笑) では、まず興味を持ったのは?

丹藤:

絵やデザインです。もともと美術系の学校を考えていましたが、難易度や費用面で現実的じゃないなと。それで、もう一つやりたかった日本史を大学の専攻にしました。
そういえば考古学専攻の方、社内にいましたね(笑)

小学校の時に『三国志』を読んで、歴史の面白さを知りました。日本史に傾倒するきっかけになったのはゲームですね。『戦国無双』シリーズの中にすごいイケメンがいたんです。

――誰ですか?

丹藤:

石田三成です。

でも調べてみると、歴史上の三成に対する評価は賛否がはっきり分かれていました。とくに敗戦した関ヶ原の戦いでは、人望がなかったなど、かなりひどくいわれていて・・・。

それってなんでなん、って思って。本当はどんな人なのか、とにかく気になって、中学を卒業する頃には「(石田)三成で卒論を書こう」と決めていました。



――すごいハマりよう!どうやって歴史上の人物を調べるんですか?

丹藤:

文献にひたすらあたるに尽きます。
例えば、寺のお坊さんの残した手記で「この町でこういうことが動いているらしい」などの情報が書かれています。

ただ、うわさ話に尾ひれがついた、人が残した話なんかはだめなんですよ。
史料や文書(もんじょ)にも等級がわかれていて、信用できる情報を集めることが基本です。それに、複数の文献を掛け合わせて重なるところを見つけないといけません。

「歴史は科学だ」といわれていて、つまり、まず推論を立てた上で実証していく必要があるわけです。そのためにも自分で資料情報をマッピングしたり、関係図から紐解いていく。

たとえば「この日に特定の地方のこの家に誰が集まっているらしい」とわかったら、その日の手紙を調べれば分かるのではと仮説を立てて、実際に史料で確かめていく。延々その繰り返しの日々でした。
当時は途中で投げ出したくなりましたが、誰に教えられるでもなく、自力で三成の人物像を実証していくのは面白かったですね。

――ちなみに中学からの疑問の結論は?

丹藤:

私の結論としては、「癖のある人だったな」と。

三成は、信用する人や、自分のために何かをしてくれた人にはものすごく尽くすんですが、それ以外の人にはなかなかドライ、というか難ありだったみたいで。みんなの評価は割と正しかったかな(笑)。でも、むしろそんなところが人間味があって、三成かわいい、って思いますけどね!


「世界観」をアウトプットする魅力


――夢中になっていることがたくさんありますが、それらの魅力は?

丹藤:

一言でいえば「世界観」ですね。
歴史・ゲーム・音楽、それぞれに世界観がありますから。私はビジュアルも気になるので、ゲームの場合など、視覚的にも独特な世界観の方が刺さります。

それらを感じることも好きですが、自分でアウトプットするのも好きです。たとえば絵を描く場合、単にキャラクターだけでなく、背景に幾何学模様など柄を描いて、世界観を醸成することが好きでした。

自分の頭の中にあるパターン1とパターン2を組み合わせたらどうなるんだろうとか、あの時見た絵画のあの要素を組み込んでみようとか。
レシピの無い創作料理をしているような、結果が決まっていないことを自分の経験値の中で試行錯誤をしているのが好きだったんだと思います。


丹藤がつくった年賀状

――この年賀状の背景は?

丹藤:

矢絣(やがすり)といって、矢はまっすぐ飛んで戻らないことから、縁起のいい柄とされているんです。あとは模様と模様を組み合わせて、何をどう入れたら自分の好きな雰囲気を出せるかな、といろいろやってみてました。

――音楽の世界観というと?

丹藤:

メロディーと詩、あとはアートワーク。それぞれがもつ世界観ですね。

バンドでベースをやっていたんですが、当時は自主制作CDのパッケージやステッカーのデザインをしたり、1人の趣味として多重録音で勝手に曲をつくったりもしています。作詞もやろうと考えたんですが、メロディーで世界観をアウトプットしたときに、言葉がつけられなかったんです。言葉がのるとチープになってしまって、なんだか違うように感じて。逆に使いたい言葉に音が合わなかったりすることもありました。

――絵でも音楽でも「世界観を伝える」というメッセージはどれも共通している?

丹藤:

メッセージにあわせてアウトプット先、メディアを分けているという感覚ですね。言葉なら詩、色なら絵、といったように。私にとって、音なら音楽だけで十分だったわけですね。言葉はいらない。

 

クライアントの「世界観」をデザインしたい

――仕事でも、同じように「世界観」をみている?

丹藤:

そうですね。展示会のレイアウトも、製品ロゴも、動画制作も、クライアントの意図を汲み取ったメッセージや世界観が、デザインとして視覚的にあらわれたものですから。

デザインをみた瞬間の「わっ、きれい」っていう感覚。
世界観というのは、きっと何かの感性に触れる瞬間なのでしょうね。自ら作り出すことが無い分、ビジュアルにあらわすデザイナーの感性に触れるのも好きです。

――どうやってクライアントや製品の「世界観」をつかんでいる?

丹藤:

ヒアリングや情報整理の段階を重要視しています。
デザイナーに情報を伝えるためにも、真実や事実を知ること―クライアントが何を求めているか、どういう意図があるかなど、密な対話や関係性の把握が大切です。

そうして立ち上がった世界観をデザインし、クライアントに提案する瞬間も楽しいですね。どれも自信作ですから。
コンペになるときもありますが、誤解を恐れずいうと、勝てないと思う提案はしません。

――勝てると確信できるまで徹底する。

丹藤:

本当に自分がいいと思ってないとそう言い切れないですから。苦しいけど楽しい。

――これからやってみたいことは?

丹藤:

親や友人に見てもらえる広告をつくりたいですね。もちろん、BtoBですから、なかなか制作物って一般に触れにくいんですけど。だからこそ「あっ、この広告見たことあるよ!」「それ私、制作に関わってるよ」といえるようになりたいです。

――プラベートでは?

丹藤:

散々やりたいことをいいましたけど、実はYoutuberにも興味があって(笑)
社内にYoutuber(?)がいるので、今度、詳しく話を聞かなきゃって思っているんですよ(笑)
 
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