ニシタイ 西葛西駅前タイムズ

Bigbeat 2020.01.20 好きな作家は川端と漱石!日本語で世界と日本を結びたい|グローバルチーム・ジョセフ

「ビッグビートの部屋~PEOPLE~」へようこそ
仕事もプライベートも楽しむビッグビート社員たちのウラ側(オモテ?)を、ちょっぴりお見せするコーナーです。
(注)時々マニアなネタも飛び出します

Today’s ~ジョセフの部屋~ 
海外企業の日本進出サポートに奔走しながら、社内の英語クラブも主催するマルチなジョセフ。
グローバルでスマートなビジネスマン、でも実はひとり静かに読書とアンティークを愛する控えめで心優しい一面も。

いまある環境に捉われず、挑戦することで目標を達成し、成長してきたジョセフにニシタイ編集部がインタビュー!

 

一枚の写真がきっかけで日本へ

 

――ビッグビートでの仕事は?

ジョセフ:

グローバルチームで海外クライアントの対応をしています。

日本進出を考えていたり、日本にオフィスをもつお客さまのマーケティング相談や、展示会のサポート、PRをしています。いわゆるBtoB向けのインバウンドサポートですね。イベントなどの英語サポートを担う仕事も多いです。

――仕事以外で好きなこと、夢中になっていることは?  

ジョセフ:

一つは本を読むことです。あとはアンティークですね、古いポラロイドカメラとか。ヴァイナル(アナログ)レコードはめちゃくちゃ好きで、たくさんもっています。

いま、音楽でも撮影でも全部デジタルになってるじゃないですか。それはそれで、すごくきれいなものをつくれますが、アンティークなもので撮ったものは「あのとき」だけであって、あとで修正や補正がかけられません。そこがいいなあと思っています。
それに音楽もレコードで聴くといい気持ちになりますし、ゆっくりできますね。

――ご出身は?

ジョセフ:

アメリカのケンタッキー州・ルイビルです。ケンタッキー州で一番大きい都市で、ローカルプライドが強いところです。
レストランも多く、競馬場もあります。あとはLouisville Sluggerという野球用品のメーカーもあり、MLB(メジャーリーグベースボール)でも使われています。

ルイビルには生まれてから大学に入る18歳までいて、その後はインディアナ州にある大学で寮生活をしていました。


ルイビル(photo by Wikipedia)

――日本へ興味を持ったきっかけは?

ジョセフ:

一枚の写真です。

実はおじいちゃんが70年代に6ヶ月ほど仕事で日本に来ていて、「日本はいい国。食べ物もおいしい。人も優しい」といった話を、子どもの頃からよく聞いていました。

そのおじいちゃんの家に日本の写真がありました。富士山のクリシェ(ありがち)な写真なんですけど。飛行機から撮られたもので、あれが記憶に残ってますね。
古い写真は雰囲気があって好きですが、この頃からアンティークなものに惹かれていたのかもしれません。


イメージ(Photo by Rena on Unsplash)

あと、わたしは三人兄姉の末っ子で、物心ついたころから兄姉がゲームをやっていたのですが、その中にファイナルファンタジーやドラゴンクエストといった日本のRPGもありました。
マンガ、特にドラゴンボールが大好きで、鳥山明の影響も大きいと思います。

――いつから日本へ行きたいと思っていた?

ジョセフ:

大学に入ってからです。もともと日本とは関係のない化学を専攻していましたが、私の大学は日本のプログラムが強くて、入学してから早稲田大学とのエクスチェンジプログラムが50年以上も前からあることを知り、そのプログラムに入りたいと思ったんです。化学の専攻では日本語の勉強などもできないので、国際関係に専攻を変えました。

留学プログラムをあのときに知れてラッキーでした。そうして、大学3年終了後の秋学期から日本に1年間留学をしました。

 

相手の言語で話すと「新しいコミュニケーション」ができる



――日本留学はどうだった?

ジョセフ:

すごくよかった! 悪かったら日本に戻ってきていないですよ笑。
ホストファミリーと住んだのもよかったです。留学というより、実際に「生活」をした気がしました。

そのとき、これから日本語を使うならやっぱり日本に住まないと、と考えていました。その中で、大学生の生活と社会人の生活はたぶん別だなと思い、社会人として住みたいと思うようになったんです。

帰国して大学を卒業したあと、また日本に戻り、一年半ほど英会話の教師をやりました。これもまた、クリシェなことなんですけど笑。当時はまだビジネスレベルで日本語を使えない状況だったので、英会話の先生になり、頑張って使えるようになりたいという気持ちが強かったです。

――そこまで日本語を学びたい理由は?

ジョセフ:

英語は、どこの国にいっても通じますよね。日本でも英語を話せる人はいますが、日本語を学ぶと「新しいコミュニケーション」ができて、それがすごくいいと思います。

――新しいコミュニケーション?

ジョセフ:

相手のネイティブな言葉で話ができると、英語でのコミュニケーションにはない、新しい世界が広がります。日本語がうまく伝われば自分もすごく気持ちいいので、そこもいいなあと。

昨年、日本語検定1級に合格しました。まだまだこれからなんですけど、発音が完璧じゃなくても構わなくていいと思っていて。むしろ、ネイティブな日本語は話したくないです笑。

――ちなみに読書が好きということでしたが、どんなものを? 

ジョセフ:

最近は川端(康成)の『雪国』を読みました。今は(夏目)漱石の『夢十夜』です。

――古典! 読むのは日本語?英語?

ジョセフ:

日本語です。もとは勉強のためでしたけど、読むのが楽しいので。形容詞をいっぱい入れたきれいな文章が書いてあって、おもしろいです。
『雪国』にすごくいい文があって。電車の窓に、外の景色と女性の顔が映るイメージの描写が印象に残っています。

今、グローバルチームでブログの日本語記事の翻訳を担当しているのですが、日本の文章って長いんですよ笑。一つの文が何行にもなっていて、英語翻訳を直接的にすると全然意味わからなくなってしまいます。そのあたりをどう伝えるかも楽しいですね。



――ジョセフは社内の英語クラブ「Amazing English Club」で講師もしていますよね

ジョセフ:

はい。これはビッグビートのグローバルチームが主催する英語クラブで、今は私一人で開催しています。社員の皆さんが緊張せず、楽しんで英語が話せるようになればと思い、月1回ペースで定期的に行うようにしています。教えた英語が身につくように、毎回プリントも作っています。英会話講師の経験が意外なところで活きてよかったです笑。

言語を学ぶとき、特に日本では間違いや発音などを気にしますが、完璧じゃなくてもコミュニケーションがちゃんと取ることが大切です。英語を通じて、新しい世界が広がる楽しさを伝えられたらと思います。

 

成長産業の日本進出をサポートしたい



――ところで、数ある広告代理店の中でなぜビッグビートに?

ジョセフ:

ビッグビートは自由に仕事ができると思います。あと、いろんなスキルが勉強できること。マーケティングの中でデジタルもあり、すごくいいキャリアになると思い、入社しました。

――目標はありますか? 

ジョセフ:

PRの問い合わせが多いので、まずPRのスキルをもっと高めること。それを扉にして、お客さまをトータルサポートしていきたいです。

もう1つは、ロボティクス案件を増やすこと。
いまAIやRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)が盛り上がってますよね。ビッグビートはIT分野にとても強く、最近はRPA案件も増えてきているのですが、同じく成長産業であるロボットやロボティクス分野も増やしていきたい。いま、この2つにチャレンジしています。

私は末っ子なので、結構しつこいタイプなんです。やりたいことはなんとしてもやりたい。だからそのためになんとかしてやろうという笑。
新しいことにチャレンジすることは、自分を成長させてくれますし、チームや会社の進化にもつながると思います。

――つい最近も新規案件が取れたんですよね。

ジョセフ:

はい。ロボティクス企業のPRです。PR会社が他にもたくさんある中で選んでいただけたのが嬉しいです。これからも日本進出を考えているお客さまのサポートをしていきます!
 
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